攻防戦
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2005/02/14 23:32 投稿番号: [172847 / 177456]
では、以下に今朝配信した本誌のレポートをご紹介しておきます。
■急騰株フローアップ/
ライブドア(4753)vs.フジTV(4676)=早くも破たんしたフジTV「25%戦術」
連休前日の10日、フジTVが打ち出した「ニッポン放送株取得25%引き下げ
戦術」は、もろくも2日にして瓦解することになりそうだ。昨日、ライブドア
(4753)の堀江貴文社長が、ニッポン放送(4660)を増資する意向を示した
からだ。
<外堀を自ら埋めてしまったフジTVの不覚>
増資が実現した場合、①ニッポン放送に対するフジTVの株式保有比率が
低下し、フジに対する議決権行使が可能となる。さらに、②新規株式を第三
の株主に売れば、東証の上場廃止基準もクリアできる。まさに一石二鳥。
実は、仮に25%戦術が成功していたとしても、フジは別の面で大きな打撃
を被った。確かに、25%であればライブドアからフジへの影響は抑えられる
が、同時に自らの22%余りの議決権=基礎票も失っていたからだ。
これは、6月に迫った株主総会で経営陣が苦しい運営を迫られることに
なる。ちなみに、フジテレビジョン(4676)の大株主は、①ニッポン放送
(22.5%)、②東宝(5.7%)、③日マスター信託口(4.1%)、④日本トラスティ
信託信託口(4.0%)、⑤文化放送(3.0%)などと続く。
また議決権の基礎票を失えば、巨大資本がフジ本体へのM&Aを仕掛
けた時、防御の手だてがなくなってしまう。正に、丸裸状態になるわけだ。
日枝久・フジTV会長がいみじくも、述べたように、その戦略なき戦術は、
実に「日本的」と言える。
<ニッポン放送の主導権を確保すれば、ライブドア株が上昇か>
さて、以上の新らたな事情を踏まえて、今後の3社の株価を予想してみよう。
今朝10時すぎの3社の株価は、ニッポン放送が890円安の6,950円、ライブ
ドアが28円安の426円、フジTVが2,000円高の22万9,000円となっている。
ニッポン放送株については、優位にったライブドア側はあと12%買い増せ
ば、一応の目標を達することになる。方や、フジTVは、25%戦術が破たん
した以上、「買わない」という選択肢が消えた。どんなに値上がりしても、
フジTVを防衛するためには買い増すしか手はない。そうなれば、思惑的
には、一段と上昇しやすい環境が生まれたことになろう。
次に、ライブドア。すでに、ニッポン放送の主導権をほぼ手中に収めた
ことで、増資を始め、経営面での選択肢は格段に広がった。仮に、影響力
がニッポン放送だけに止まったとしても、ラジオというメディアとの相乗効果、
またプロ野球球団・横浜との関係もできるので、株は買いやすい。ニッポン
放送株買収資金はCB(転換社債)を米リーマン・ブラザーズ証券が全額
引き受ける形で調達したという。もし、同社株が上がれば、CBは株式に転
換が進み、金利負担は免れる。
<議決権の基礎票失うと、フジTV自体がM&Aのターゲットに・・・?>
では、フジはどうか。すでにニッポン放送の主導権を握ることは望み薄と
なっている。とにかく、ニッポン放送を買い増すしかない袋小路に追い込ま
れただけに、買収資金は膨張することはあっても、低減することは期待で
きない。その上、ラジオを失えばダイレクトに業績面でダメージとなる。
また、議決権の基礎票を失うことで、次はフジTV自体がM&Aのターゲット
になりやすくなる。もっとも、そうなれば被買収銘柄として急騰する可能性
もある。
なお、ここでいう「フジ側」とは、フジTVの現経営陣であり、株主などを含めた
本来の意味ではありません。
西村信夫の「マネ−ニュ−ス・コメント」 No.0292
http://www.yen-dokki.com
___________________
・・・どうなろうと知ったこっちゃないんだが,ま,野次馬的に。
■急騰株フローアップ/
ライブドア(4753)vs.フジTV(4676)=早くも破たんしたフジTV「25%戦術」
連休前日の10日、フジTVが打ち出した「ニッポン放送株取得25%引き下げ
戦術」は、もろくも2日にして瓦解することになりそうだ。昨日、ライブドア
(4753)の堀江貴文社長が、ニッポン放送(4660)を増資する意向を示した
からだ。
<外堀を自ら埋めてしまったフジTVの不覚>
増資が実現した場合、①ニッポン放送に対するフジTVの株式保有比率が
低下し、フジに対する議決権行使が可能となる。さらに、②新規株式を第三
の株主に売れば、東証の上場廃止基準もクリアできる。まさに一石二鳥。
実は、仮に25%戦術が成功していたとしても、フジは別の面で大きな打撃
を被った。確かに、25%であればライブドアからフジへの影響は抑えられる
が、同時に自らの22%余りの議決権=基礎票も失っていたからだ。
これは、6月に迫った株主総会で経営陣が苦しい運営を迫られることに
なる。ちなみに、フジテレビジョン(4676)の大株主は、①ニッポン放送
(22.5%)、②東宝(5.7%)、③日マスター信託口(4.1%)、④日本トラスティ
信託信託口(4.0%)、⑤文化放送(3.0%)などと続く。
また議決権の基礎票を失えば、巨大資本がフジ本体へのM&Aを仕掛
けた時、防御の手だてがなくなってしまう。正に、丸裸状態になるわけだ。
日枝久・フジTV会長がいみじくも、述べたように、その戦略なき戦術は、
実に「日本的」と言える。
<ニッポン放送の主導権を確保すれば、ライブドア株が上昇か>
さて、以上の新らたな事情を踏まえて、今後の3社の株価を予想してみよう。
今朝10時すぎの3社の株価は、ニッポン放送が890円安の6,950円、ライブ
ドアが28円安の426円、フジTVが2,000円高の22万9,000円となっている。
ニッポン放送株については、優位にったライブドア側はあと12%買い増せ
ば、一応の目標を達することになる。方や、フジTVは、25%戦術が破たん
した以上、「買わない」という選択肢が消えた。どんなに値上がりしても、
フジTVを防衛するためには買い増すしか手はない。そうなれば、思惑的
には、一段と上昇しやすい環境が生まれたことになろう。
次に、ライブドア。すでに、ニッポン放送の主導権をほぼ手中に収めた
ことで、増資を始め、経営面での選択肢は格段に広がった。仮に、影響力
がニッポン放送だけに止まったとしても、ラジオというメディアとの相乗効果、
またプロ野球球団・横浜との関係もできるので、株は買いやすい。ニッポン
放送株買収資金はCB(転換社債)を米リーマン・ブラザーズ証券が全額
引き受ける形で調達したという。もし、同社株が上がれば、CBは株式に転
換が進み、金利負担は免れる。
<議決権の基礎票失うと、フジTV自体がM&Aのターゲットに・・・?>
では、フジはどうか。すでにニッポン放送の主導権を握ることは望み薄と
なっている。とにかく、ニッポン放送を買い増すしかない袋小路に追い込ま
れただけに、買収資金は膨張することはあっても、低減することは期待で
きない。その上、ラジオを失えばダイレクトに業績面でダメージとなる。
また、議決権の基礎票を失うことで、次はフジTV自体がM&Aのターゲット
になりやすくなる。もっとも、そうなれば被買収銘柄として急騰する可能性
もある。
なお、ここでいう「フジ側」とは、フジTVの現経営陣であり、株主などを含めた
本来の意味ではありません。
西村信夫の「マネ−ニュ−ス・コメント」 No.0292
http://www.yen-dokki.com
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・・・どうなろうと知ったこっちゃないんだが,ま,野次馬的に。
これは メッセージ 172835 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
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