モスル攻撃の質
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2004/12/23 08:23 投稿番号: [172516 / 177456]
〜今朝のNHKニュースで着弾した食堂内を見た。着弾した場所ではテーブルや食器が散乱し、付近に何人かが横たわっていた。昼食時に基地内の大食堂を狙ったところを見ると、攻撃した兵器はロケット弾ではなく、迫撃砲のような気がする。迫撃砲なら正確に一点を照準できるからである。また大食堂は基地内中央付近に作られることが多く、弾道の低いロケット弾だと正確に命中させることは難しくなるからだ。そこで記事がいう複数のロケット弾とは何発なのか、本当にロケット弾なのかが気になる。
NHKのバグダッド特派員が、「犯人はファルージャから逃げてきた反米勢力の可能性がある」と報告していた。これからも大きな攻撃が起これば、ファルージャから逃げてきた反米武装勢力と言われるだろう。これは暗にファルージャ総攻撃を批判している。
ストライカー旅団も基地内で食事時を狙われれば無力である。そういえばテロなど非正規戦の研究者から、航空自衛隊を短時間に無力化させるには、あらかじめ官舎に住むパイロットを調べ、彼らを素早く暗殺すれば戦闘機は飛ばないという話しを聞いたことがある。
それに「ストライカー旅団」が精鋭部隊というのは正規軍的な考え方で、テロやゲリラ戦などの非正規戦では、食事時や休憩時を狙われるので、精鋭部隊という言い方は適当ではないかもしれない。精鋭部隊でも警戒心が薄くなる食事時、休憩中、睡眠中、入浴中が危ない。
この事件を受けて、モスルでは基地周辺の警戒が厳重になる。特に迫撃砲やロケット弾の射程内(約5〜10キロ)には多くの兵員が配置される。基地警戒要員に米軍は兵員を奪われ、それ以遠では逆に警戒が薄くなる。来月1月末の選挙用にイラクの駐留米兵が1万5000人増員(合計15万人)されたが、これも各地の米軍基地警戒用に投入されることになれば、焼け石に水の増員になってしまう。攻撃する側はそのような意図で昼食時の大食堂を狙った。軍事知識では今回の攻撃をそのように読む。
※ 仮に、基地周辺から3キロの範囲を、1000人が交代しながら24時間重点警戒していたとする。しかし攻撃された兵器の射程が伸びて、周辺6キロと距離が2倍に増えると、当然ながら警備範囲が拡大し、必要な兵員数は平面だから2倍の二乗で4倍になる。すなわち4000人が必要だ。サマワで陸自が打ち込まれたような射程が12キロのロケット弾なら、距離が4倍で平面が二乗の16倍だから、警備に16000人が必要になる。このように基地に立てこもる部隊に対しては、精密砲撃が可能な迫撃砲と、射程の長いロケット弾を組み合わせると、相手に対応策を取りにくくさせる効果がある。このあたりのことを武装勢力は知っていて、今回の攻撃を行った可能性がある。
待ち伏せ攻撃のしやすい路上の爆弾から、これからは基地を狙った攻撃に変化する最初の兆候なのか。とにかくサマワの自衛隊は厳重注意である。
J-RCOM
http://www.kamiura.com/new.html
NHKのバグダッド特派員が、「犯人はファルージャから逃げてきた反米勢力の可能性がある」と報告していた。これからも大きな攻撃が起これば、ファルージャから逃げてきた反米武装勢力と言われるだろう。これは暗にファルージャ総攻撃を批判している。
ストライカー旅団も基地内で食事時を狙われれば無力である。そういえばテロなど非正規戦の研究者から、航空自衛隊を短時間に無力化させるには、あらかじめ官舎に住むパイロットを調べ、彼らを素早く暗殺すれば戦闘機は飛ばないという話しを聞いたことがある。
それに「ストライカー旅団」が精鋭部隊というのは正規軍的な考え方で、テロやゲリラ戦などの非正規戦では、食事時や休憩時を狙われるので、精鋭部隊という言い方は適当ではないかもしれない。精鋭部隊でも警戒心が薄くなる食事時、休憩中、睡眠中、入浴中が危ない。
この事件を受けて、モスルでは基地周辺の警戒が厳重になる。特に迫撃砲やロケット弾の射程内(約5〜10キロ)には多くの兵員が配置される。基地警戒要員に米軍は兵員を奪われ、それ以遠では逆に警戒が薄くなる。来月1月末の選挙用にイラクの駐留米兵が1万5000人増員(合計15万人)されたが、これも各地の米軍基地警戒用に投入されることになれば、焼け石に水の増員になってしまう。攻撃する側はそのような意図で昼食時の大食堂を狙った。軍事知識では今回の攻撃をそのように読む。
※ 仮に、基地周辺から3キロの範囲を、1000人が交代しながら24時間重点警戒していたとする。しかし攻撃された兵器の射程が伸びて、周辺6キロと距離が2倍に増えると、当然ながら警備範囲が拡大し、必要な兵員数は平面だから2倍の二乗で4倍になる。すなわち4000人が必要だ。サマワで陸自が打ち込まれたような射程が12キロのロケット弾なら、距離が4倍で平面が二乗の16倍だから、警備に16000人が必要になる。このように基地に立てこもる部隊に対しては、精密砲撃が可能な迫撃砲と、射程の長いロケット弾を組み合わせると、相手に対応策を取りにくくさせる効果がある。このあたりのことを武装勢力は知っていて、今回の攻撃を行った可能性がある。
待ち伏せ攻撃のしやすい路上の爆弾から、これからは基地を狙った攻撃に変化する最初の兆候なのか。とにかくサマワの自衛隊は厳重注意である。
J-RCOM
http://www.kamiura.com/new.html
これは メッセージ 172506 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
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