シモーナ×2+α拉致の犯人はだれか
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2004/10/01 23:20 投稿番号: [171783 / 177456]
裏取引の末にイタリア女性2名解放
9月29日付け リベラシオン Didier FRANCOIS(バグダッド)
(翻訳はじめ)
バグダッドでは数日前から、9月7日にバグダッドで誘拐された二人のイタリア人ボランティアの解放が近づいているという、具体的な、しかし真否の確認のしようがない噂が飛び交っていた。昨晩早い時間にシモーナ・トレッタとシモーナ・パリは密かにイタリア大使館に送り届けられた。NGO団体「バグダッドへの架け橋」の建物内で二人と同時に誘拐されたイラク人職員も、同様に解放された。イタリア政府は二人を出国させるために直ちに飛行機をチャーターし、この飛行機は夜にはローマに到着した。誘拐犯は驚くべき慎重さを見せている。誘拐以来、ひとつの公式発表も犯行声明も行われなかった。実際、白昼堂々とイラク首都のど真ん中で前代未聞の大胆さで誘拐を実行し、それを可能にした精確な情報を持っていた武装グループがいったい何者だったのか、その正体は誰にもわかっていない。
密使
事件の初期に、連合軍の監獄に拘留されているイラク人囚人の解放を要求する最後通牒がインターネットのイスラム過激派サイトに掲載された。この要求を行ったのはオサマ・ビン・ラディンのエジプト人の片腕であるアンサル・アル・ザワヒリと同じ名を名乗る正体不明の集団だった。イラクの抵抗勢力の中で、この団体のことを知っているものは一つもなかった。今週末直前に、別のサイトが人質の殺害を発表した。しかし金曜日から、二人のシモーナがまだ生存しているという複数の声明がなされ、二人の解放交渉がはじまったことをにおわせていた。
クウェートの新聞アル・ライ・アラアム紙上では、イラクで誘拐された外国人の解放交渉に詳しい複数の仲介者が、100万ドルという高額の身代金を支払うという条件で解放の裏取引がまとまったと発言した。レプブリカ紙(訳注:ローマの新聞)が行ったインタビューの中で、アル・ライ・アラアム紙のアリ・アル・ロズ社長は、誘拐犯が人質を「丁重に」扱っており、「飲料水が非常に貴重なものであるイラクという国において」人質にミネラル・ウォーターを与えていたと断言した。つづいて、月曜日付けのコリエーレ・デッラ・セーラ紙(訳注:ミラノの新聞)のインタビューでは、ヨルダンのアブダラ国王が「現時点で私が入手している情報によれば、二人の人質は生存しています」と発表した。「二人の女性のための我々ができるあらゆることはすでに行われました。今から火曜までの間に、良い報せを聞けることを希望し、そうなるよう祈っています。そうなれば素晴らしいことです」
コマンド
ハシミテ王朝の君主(訳注:ヨルダン国王)は自分が何について話しているのか良く知っていたはずだ。ヨルダンは、イラクで誘拐された多くのヨルダン人労働者の解放に成功している。疑わしい仲介者を介しての裏取引である。なぜなら誘拐事件の大部分は金と言うただ一つの目的のために動く犯罪組織によって行われているからだ。犯人の中にはイスラム風の風変わりな名を名乗る者もいるが、自分たちの人質が連合国からあまり相手にされないアラブ人、パキスタン人、ネパール人などの労働者であることが判った途端にこのわずかな努力さえ払わなくなる者もいる。
イタリア人人質事件のケースでは、容疑は早い段階から、抵抗勢力とは何の関係もないかつての諜報部員に向けられた。犯行グループの緻密な作戦実行は、地下武装組織をも驚嘆させるほどのものであった。人道団体の家屋に突入したコマンドは、この犯行を完璧に準備していたように見受けられる。非のうちどころのないスーツに身を包んだ二人の男が門番にイラク首相付きの連絡将校の身分証明書を見せている間、残りのコマンドは国軍の制服を着用し、3台の車に便乗して待機していた。これまでの誘拐犯がかつて見せたことのない洗練された作戦である。ジョルジュ・マルブリュノとクリスチアン・シェノを人質にとっているイラク・イスラム軍などは、イタリア人ジャーナリスト、エンゾ・バルドーニを躊躇なく殺害している。
(翻訳おわり)
元記事はこちら↓
http://www.liberation.fr/page.php?Article=242094
media_francophonie
http://blog.livedoor.jp/media_francophonie/archives/7401046.html
9月29日付け リベラシオン Didier FRANCOIS(バグダッド)
(翻訳はじめ)
バグダッドでは数日前から、9月7日にバグダッドで誘拐された二人のイタリア人ボランティアの解放が近づいているという、具体的な、しかし真否の確認のしようがない噂が飛び交っていた。昨晩早い時間にシモーナ・トレッタとシモーナ・パリは密かにイタリア大使館に送り届けられた。NGO団体「バグダッドへの架け橋」の建物内で二人と同時に誘拐されたイラク人職員も、同様に解放された。イタリア政府は二人を出国させるために直ちに飛行機をチャーターし、この飛行機は夜にはローマに到着した。誘拐犯は驚くべき慎重さを見せている。誘拐以来、ひとつの公式発表も犯行声明も行われなかった。実際、白昼堂々とイラク首都のど真ん中で前代未聞の大胆さで誘拐を実行し、それを可能にした精確な情報を持っていた武装グループがいったい何者だったのか、その正体は誰にもわかっていない。
密使
事件の初期に、連合軍の監獄に拘留されているイラク人囚人の解放を要求する最後通牒がインターネットのイスラム過激派サイトに掲載された。この要求を行ったのはオサマ・ビン・ラディンのエジプト人の片腕であるアンサル・アル・ザワヒリと同じ名を名乗る正体不明の集団だった。イラクの抵抗勢力の中で、この団体のことを知っているものは一つもなかった。今週末直前に、別のサイトが人質の殺害を発表した。しかし金曜日から、二人のシモーナがまだ生存しているという複数の声明がなされ、二人の解放交渉がはじまったことをにおわせていた。
クウェートの新聞アル・ライ・アラアム紙上では、イラクで誘拐された外国人の解放交渉に詳しい複数の仲介者が、100万ドルという高額の身代金を支払うという条件で解放の裏取引がまとまったと発言した。レプブリカ紙(訳注:ローマの新聞)が行ったインタビューの中で、アル・ライ・アラアム紙のアリ・アル・ロズ社長は、誘拐犯が人質を「丁重に」扱っており、「飲料水が非常に貴重なものであるイラクという国において」人質にミネラル・ウォーターを与えていたと断言した。つづいて、月曜日付けのコリエーレ・デッラ・セーラ紙(訳注:ミラノの新聞)のインタビューでは、ヨルダンのアブダラ国王が「現時点で私が入手している情報によれば、二人の人質は生存しています」と発表した。「二人の女性のための我々ができるあらゆることはすでに行われました。今から火曜までの間に、良い報せを聞けることを希望し、そうなるよう祈っています。そうなれば素晴らしいことです」
コマンド
ハシミテ王朝の君主(訳注:ヨルダン国王)は自分が何について話しているのか良く知っていたはずだ。ヨルダンは、イラクで誘拐された多くのヨルダン人労働者の解放に成功している。疑わしい仲介者を介しての裏取引である。なぜなら誘拐事件の大部分は金と言うただ一つの目的のために動く犯罪組織によって行われているからだ。犯人の中にはイスラム風の風変わりな名を名乗る者もいるが、自分たちの人質が連合国からあまり相手にされないアラブ人、パキスタン人、ネパール人などの労働者であることが判った途端にこのわずかな努力さえ払わなくなる者もいる。
イタリア人人質事件のケースでは、容疑は早い段階から、抵抗勢力とは何の関係もないかつての諜報部員に向けられた。犯行グループの緻密な作戦実行は、地下武装組織をも驚嘆させるほどのものであった。人道団体の家屋に突入したコマンドは、この犯行を完璧に準備していたように見受けられる。非のうちどころのないスーツに身を包んだ二人の男が門番にイラク首相付きの連絡将校の身分証明書を見せている間、残りのコマンドは国軍の制服を着用し、3台の車に便乗して待機していた。これまでの誘拐犯がかつて見せたことのない洗練された作戦である。ジョルジュ・マルブリュノとクリスチアン・シェノを人質にとっているイラク・イスラム軍などは、イタリア人ジャーナリスト、エンゾ・バルドーニを躊躇なく殺害している。
(翻訳おわり)
元記事はこちら↓
http://www.liberation.fr/page.php?Article=242094
media_francophonie
http://blog.livedoor.jp/media_francophonie/archives/7401046.html
これは メッセージ 171767 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
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