短絡的発想
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2004/09/11 00:27 投稿番号: [171505 / 177456]
<米同時テロ>11日で発生から3年
対テロ戦争は成功せず
【カイロ小倉孝保】米同時多発テロから11日で3年になる。米国は国際テロ組織「アルカイダ」を中心とするイスラム過激派の封じ込めに躍起になってきたが、テロは中東、欧州、アジアへと拡大し、世界は安全からむしろ遠ざかっている。その背景には、米国の対テロ戦争がアラブ・イスラム教徒の心をつかめず、アルカイダを孤立化させられない現実がある。
アルカイダを率いるウサマ・ビンラディン氏は98年2月、「米国人とその同盟者を殺害することは、イスラムの地を彼らから解放するためのイスラム教徒の義務だ」と主張。当時、アルカイダの攻撃対象は米国とその同盟国の市民と考えられた。
しかし、米同時テロ以降、米国がアフガニスタン、イラクと戦局を拡大するにともない、アルカイダ側も攻撃対象を拡大している。
03年5月、11月とサウジアラビア・リヤドで発生したアルカイダによるとみられるテロは「サウジ王室を狙った犯行」(米政府)との見方が有力だし、イラクで活動するアルカイダ・メンバーのザルカウィ氏は、イスラム教シーア派教徒も攻撃対象だと主張している。アルカイダとの関係が疑われる先日のロシア南部・北オセチア共和国での学校占拠事件で狙われたのは子どもたちだった。
大多数のイスラム教徒はイスラム過激派のテロを批判する一方で米国の対テロ戦争が「イスラムへの挑戦」ではないかとの疑いを強めている。
理由はパレスチナとイラクの二つの問題だ。イスラエルは「対テロ戦争」でパレスチナ人への攻撃を激化。米国はパレスチナ人によるテロは批判するが、イスラエル軍の攻撃には沈黙したままだ。アラブ人の大多数は国際社会がイスラエルによる「国家テロ」に沈黙している現状に強い不満を持っている。
また、ブッシュ米大統領はイラクの旧フセイン政権とアルカイダに関係があると主張してきたが、両者を関連付ける証拠はなく、イスラム教徒はイラク戦争を「対テロ戦争」ではなく、石油のための侵攻と考えている。米国がイラク戦争に入る際、ムバラク・エジプト大統領は「100人のビンラディンを生む」と警告したが、不幸にもその予言は当たった。
最近では、イスラム教徒全体に大きな影響力を持つイスラム法学者、カラダウィ師(カタール在住)が、「米国民への攻撃はイスラム教徒の義務だ」と発言。「米国民はイスラムの敵」との考えが過激なテロリストだけのものではなくなったことを証明している。
アルカイダはインターネットなどを通じて世界中のイスラム組織と緩やかな連携を持つようになっている。国連のアルカイダ・タリバン制裁委員会は4月、「アルカイダがわずかな資金で大きな被害をもたらしており、早期にテロが収束する見通しはない」と報告した。過激派の壊滅のためにはイスラム教徒の協力が不可欠だが、米国の対テロ戦争はイスラム教徒の支持獲得に失敗している。
■9.11事件後の主なテロ事件
<2002年>
(1)10月 インドネシア・バリ島爆弾テロ。200人以上死亡
(2)10月 モスクワ劇場占拠。128人死亡
(3)11月 ケニア・モンバサ同時テロ。死者16人
<2003年>
(4)5月 リヤド連続自爆テロ。死者34人
(5)5月 モロッコ・カサブランカ連続爆弾テロ。死者43人
(6)8月 ジャカルタ爆弾テロ。死者12人
(7)8月 バグダッドのヨルダン大使館前爆弾テロ。死者19人
(8)8月 バグダッドの国連事務所で爆破テロ。20人以上死亡
(9)8月 イラク・ナジャフのモスク爆弾テロ。死者100人以上
(10)11月 トルコ・イスタンブールのユダヤ教礼拝所などの爆破テロ。死者50人以上
<2004年>
(11)2月 モスクワ地下鉄爆破。死者39人
(12)3月 バグダッドとカルバラで同時テロ。171人死亡
(13)3月 マドリードで列車同時爆破テロ。死者200人以上
(14)3月 タシケントで同時テロや銃撃戦。死者42人以上
(15)5月 サウジアラビアのアルホバル外国人居住施設など襲撃。死者22人
(16)8月 モスクワ発の航空機2機が同時爆破テロ。死者90人。
(17)9月 北オセチア・ベスラン学校占拠。死者335人。
(18)9月 ジャカルタ・豪大使館前爆弾テロ。死者9人。
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040910-00000140-mai-int
____________________
この記事の云いたいことは、藪の対テロ戦争のかけ声にもかかわらず、
逆に世界中テロだらけになってしまったんじゃないか、ということだろうと思
【カイロ小倉孝保】米同時多発テロから11日で3年になる。米国は国際テロ組織「アルカイダ」を中心とするイスラム過激派の封じ込めに躍起になってきたが、テロは中東、欧州、アジアへと拡大し、世界は安全からむしろ遠ざかっている。その背景には、米国の対テロ戦争がアラブ・イスラム教徒の心をつかめず、アルカイダを孤立化させられない現実がある。
アルカイダを率いるウサマ・ビンラディン氏は98年2月、「米国人とその同盟者を殺害することは、イスラムの地を彼らから解放するためのイスラム教徒の義務だ」と主張。当時、アルカイダの攻撃対象は米国とその同盟国の市民と考えられた。
しかし、米同時テロ以降、米国がアフガニスタン、イラクと戦局を拡大するにともない、アルカイダ側も攻撃対象を拡大している。
03年5月、11月とサウジアラビア・リヤドで発生したアルカイダによるとみられるテロは「サウジ王室を狙った犯行」(米政府)との見方が有力だし、イラクで活動するアルカイダ・メンバーのザルカウィ氏は、イスラム教シーア派教徒も攻撃対象だと主張している。アルカイダとの関係が疑われる先日のロシア南部・北オセチア共和国での学校占拠事件で狙われたのは子どもたちだった。
大多数のイスラム教徒はイスラム過激派のテロを批判する一方で米国の対テロ戦争が「イスラムへの挑戦」ではないかとの疑いを強めている。
理由はパレスチナとイラクの二つの問題だ。イスラエルは「対テロ戦争」でパレスチナ人への攻撃を激化。米国はパレスチナ人によるテロは批判するが、イスラエル軍の攻撃には沈黙したままだ。アラブ人の大多数は国際社会がイスラエルによる「国家テロ」に沈黙している現状に強い不満を持っている。
また、ブッシュ米大統領はイラクの旧フセイン政権とアルカイダに関係があると主張してきたが、両者を関連付ける証拠はなく、イスラム教徒はイラク戦争を「対テロ戦争」ではなく、石油のための侵攻と考えている。米国がイラク戦争に入る際、ムバラク・エジプト大統領は「100人のビンラディンを生む」と警告したが、不幸にもその予言は当たった。
最近では、イスラム教徒全体に大きな影響力を持つイスラム法学者、カラダウィ師(カタール在住)が、「米国民への攻撃はイスラム教徒の義務だ」と発言。「米国民はイスラムの敵」との考えが過激なテロリストだけのものではなくなったことを証明している。
アルカイダはインターネットなどを通じて世界中のイスラム組織と緩やかな連携を持つようになっている。国連のアルカイダ・タリバン制裁委員会は4月、「アルカイダがわずかな資金で大きな被害をもたらしており、早期にテロが収束する見通しはない」と報告した。過激派の壊滅のためにはイスラム教徒の協力が不可欠だが、米国の対テロ戦争はイスラム教徒の支持獲得に失敗している。
■9.11事件後の主なテロ事件
<2002年>
(1)10月 インドネシア・バリ島爆弾テロ。200人以上死亡
(2)10月 モスクワ劇場占拠。128人死亡
(3)11月 ケニア・モンバサ同時テロ。死者16人
<2003年>
(4)5月 リヤド連続自爆テロ。死者34人
(5)5月 モロッコ・カサブランカ連続爆弾テロ。死者43人
(6)8月 ジャカルタ爆弾テロ。死者12人
(7)8月 バグダッドのヨルダン大使館前爆弾テロ。死者19人
(8)8月 バグダッドの国連事務所で爆破テロ。20人以上死亡
(9)8月 イラク・ナジャフのモスク爆弾テロ。死者100人以上
(10)11月 トルコ・イスタンブールのユダヤ教礼拝所などの爆破テロ。死者50人以上
<2004年>
(11)2月 モスクワ地下鉄爆破。死者39人
(12)3月 バグダッドとカルバラで同時テロ。171人死亡
(13)3月 マドリードで列車同時爆破テロ。死者200人以上
(14)3月 タシケントで同時テロや銃撃戦。死者42人以上
(15)5月 サウジアラビアのアルホバル外国人居住施設など襲撃。死者22人
(16)8月 モスクワ発の航空機2機が同時爆破テロ。死者90人。
(17)9月 北オセチア・ベスラン学校占拠。死者335人。
(18)9月 ジャカルタ・豪大使館前爆弾テロ。死者9人。
毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040910-00000140-mai-int
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この記事の云いたいことは、藪の対テロ戦争のかけ声にもかかわらず、
逆に世界中テロだらけになってしまったんじゃないか、ということだろうと思
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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