「報道」の現場
投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2004/09/09 11:30 投稿番号: [171488 / 177456]
(抜き書き)
〜見ていた人たちと話し,自分たちでも目撃して,私たちは,イラク人2人が死亡し,8〜9人が怪我をして病院に運ばれたということを知っていた。ここは私たちが住んでるエリアなのだ。
20分ほどして,「新しい」ハンヴィーが現れた。兵士たちは,常の如く,事態をますます悪くして,地元のイラク人たちに英語で何かを叫び始めた。
ケヴィンが兵士のひとりと話をした。いや,むしろ兵士がケヴィンのカメラを見てケヴィンに話しかけたのだ。兵士はケヴィンに,許可がなければ写真撮影はできないと告げた――まったく撮影は許可されない,と。兵士はカメラを出せと要求した。
撮影班がやってきた。撮影班は許可を得ていて撮影できる。インタビュアーはその米兵に何人死んだのかと尋ねた。その答えは,何と「死者はゼロです。タクシーの運転手は腕を怪我しましたが」! まったくの大うそ!
ケヴィンが撮影班に,道路を渡って血の海を撮影したらと言ったが,彼らは躊躇したあげく断った。「私たちは今は道路は渡れないので」と言って。
現在,イラクでは,これまでにないほどに真実が抑圧されている。セキュリティ・ガード,警察,米兵,みなどこか高いところから,写真を撮影している人々についての命令を受け取っているようだ。
NBCのようなコーポレート・メディアが現れても,彼らは真実を発見したいとは思っていない。前に述べたNBCのカメラマンは,通行する許可が得られないから実際の現場には近寄れないのだということを立証しようとしていた。
しかし3分もして,私たちはそこに行ったのだ。私たちが「クリスチャン・ピースメーカーズ・ティーム」の3人と話をしたのはここでだった。だからカメラマンは現場に行ってちゃんと撮影することが楽にできたはずなのに。偶然にもひとりは米兵に言いがかりをつけられ,フィルムを没収されそうになっていたのだ。ひとりの兵士は彼らに怪我人3人だけで,それも病院に運ばれたと語っていた。
もう聞いていると思うけど,アルジャジーラのバグダード支局が閉鎖され,イラクからの報道を30日間にわたって禁止されていて,どうやらその閉鎖が延長されそうだ。
アルジャジーラのオフィスはスワン・レイク・ホテルにある。(爆発のあった)カラマナ・ラウンドアバウトからちょっと先だ。このホテルはブロックやレイザーワイヤーや検問所に囲まれてはいない。2〜3人の警備員が外にいるだけ。だからアルジャジーラの記者は,外の世界により早くより簡単にアクセスできる。BBCやCNNといった報道局は,シェラトン&パレスチナホテルという要塞に安全に閉じ込もっている。
新生自由イラクには,自由なマスコミなどというものはない。自由な報道もない。真実を告げる活動もない。
益岡賢のページ:報道させないということ ヘレン・ウィリアムズさん「イラク日記」9月5日
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/
〜見ていた人たちと話し,自分たちでも目撃して,私たちは,イラク人2人が死亡し,8〜9人が怪我をして病院に運ばれたということを知っていた。ここは私たちが住んでるエリアなのだ。
20分ほどして,「新しい」ハンヴィーが現れた。兵士たちは,常の如く,事態をますます悪くして,地元のイラク人たちに英語で何かを叫び始めた。
ケヴィンが兵士のひとりと話をした。いや,むしろ兵士がケヴィンのカメラを見てケヴィンに話しかけたのだ。兵士はケヴィンに,許可がなければ写真撮影はできないと告げた――まったく撮影は許可されない,と。兵士はカメラを出せと要求した。
撮影班がやってきた。撮影班は許可を得ていて撮影できる。インタビュアーはその米兵に何人死んだのかと尋ねた。その答えは,何と「死者はゼロです。タクシーの運転手は腕を怪我しましたが」! まったくの大うそ!
ケヴィンが撮影班に,道路を渡って血の海を撮影したらと言ったが,彼らは躊躇したあげく断った。「私たちは今は道路は渡れないので」と言って。
現在,イラクでは,これまでにないほどに真実が抑圧されている。セキュリティ・ガード,警察,米兵,みなどこか高いところから,写真を撮影している人々についての命令を受け取っているようだ。
NBCのようなコーポレート・メディアが現れても,彼らは真実を発見したいとは思っていない。前に述べたNBCのカメラマンは,通行する許可が得られないから実際の現場には近寄れないのだということを立証しようとしていた。
しかし3分もして,私たちはそこに行ったのだ。私たちが「クリスチャン・ピースメーカーズ・ティーム」の3人と話をしたのはここでだった。だからカメラマンは現場に行ってちゃんと撮影することが楽にできたはずなのに。偶然にもひとりは米兵に言いがかりをつけられ,フィルムを没収されそうになっていたのだ。ひとりの兵士は彼らに怪我人3人だけで,それも病院に運ばれたと語っていた。
もう聞いていると思うけど,アルジャジーラのバグダード支局が閉鎖され,イラクからの報道を30日間にわたって禁止されていて,どうやらその閉鎖が延長されそうだ。
アルジャジーラのオフィスはスワン・レイク・ホテルにある。(爆発のあった)カラマナ・ラウンドアバウトからちょっと先だ。このホテルはブロックやレイザーワイヤーや検問所に囲まれてはいない。2〜3人の警備員が外にいるだけ。だからアルジャジーラの記者は,外の世界により早くより簡単にアクセスできる。BBCやCNNといった報道局は,シェラトン&パレスチナホテルという要塞に安全に閉じ込もっている。
新生自由イラクには,自由なマスコミなどというものはない。自由な報道もない。真実を告げる活動もない。
益岡賢のページ:報道させないということ ヘレン・ウィリアムズさん「イラク日記」9月5日
http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/
これは メッセージ 171486 (pyu_pyu_kitakaze さん)への返信です.
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