対米全面テロ

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「ザルカウィ脅威論」

投稿者: pyu_pyu_kitakaze 投稿日時: 2004/07/09 14:00 投稿番号: [171116 / 177456]
(前略)
逆に米国やその協調者たる暫定政権にとっては「ザルカウィを仮想敵として、その虚像を独り歩きさせる利点はある」とイラク人記者の一人は指摘する。

  「まず、多国籍軍の名による米軍の長期駐留を正当化できる。危険人物から国民を守るという大義と、治安の不安定さもザルカウィのせいで、内戦に悪化しても責任を転嫁できる。それと最大勢力であるシーア派を抑える口実にもなる。あまり自己主張するとザルカウィたちが怒って先鋭化する、と脅せるからだ」

  たしかにザルカウィ氏という「伝説」の虚実にかかわらず、過激なイスラム主義者らはいる。彼らは他の抵抗勢力とともに警察署や新兵募集センター、暫定政府高官らをターゲットに襲撃を繰り返している。

  ただ、同胞、ましてや同じイスラム教徒に対する襲撃であるにもかかわらず、イラク世論の矛先は米国に向いている。ことし五月の世論調査では過去二カ月間で「連合軍の印象が悪くなった」という声が32%、「元から悪かった」を合わせると74%に上った。

  その心情について、同志社大の中田考教授は「抵抗勢力からみれば、警官などは米軍など異教徒側に寝返ったムルタッド(背教者)であり、攻撃できる」と解説する。背教者は不信仰者(カーフィル)や異教徒より悪質とされ、対象が男性なら、イスラム法(シャリア)では極刑に値すると規定されている。

  これが「イスラム過激派が暴れるのは、あなたたち(米軍など多国籍軍)がいるせいだ」というイラク国民の論理の根にある。加えて、アブグレイブ刑務所での蛮行は米国への不信をさらに高めた。

  先のイラク人記者はこう続けた。

  「米国が振りまく『ザルカウィ脅威論』はイラク国民には通じない。なぜなら米軍自体が最も歓迎したくない存在だからだ」

東京新聞   特報   2004.07.09「ザルカウィ氏   膨らむナゾ」
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040709/mng_____tokuho__000.shtml
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