対米全面テロ

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>フセイン裁判の歴史的意義

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2003/12/18 16:52 投稿番号: [161619 / 177456]
>この裁判がある程度の公正さが保たれた(勿論完全な公正さなど期待しようもないが)中で行われるなら、
>アラブ・イスラム世界の人々の「アメリカ」に対する「アラブの声」を
>公に論議する恰好の場となりうる「歴史的裁判」になる。

これはフセインが狙っている構図でしょうね。
「囚われの身のアラブのリーダーが、アラブの大義を世界に訴える」と。
でも、イラク国内のフセイン観と、周辺アラブ諸国のフセイン観は
実はかなり食い違っているらしい。
フセインに殺されたイラク人はシーアとクルドだけじゃない。
スンニーも軍人も、バース党員ですらかなり殺されている。

「アラブの声」は、周辺諸国の大衆にはある程度アピールするだろうけど、
イラク国民にはアピールしない。
サダムの悪業の直接の被害を被ってきたんだからね。

だからイラク国民の怨み節と、周辺アラブ諸国大衆の支持の声がぶつかって
かえって「アラブの声」の虚構性が露呈することになるんじゃないかな?
そしてアラブ諸国の知識階級は、強烈な自省を迫られる。
これは中東諸国の民主化にいい影響を与えると思う。

もちろん裁判がどういう形になるかで決まるんだけど…。

>勿論、極端な不公正が表面化すれば「世界市民」の
>アメリカに対する批判はさらに激化する事は避けられず、アメリカにとって「逆効果」に終わる。
>この裁判が「歴史的意義」を持ち得るものになることを願う。

どうでしょうね?
関係諸国の後ろめたい「過去」が問われることにもなるだろうから
すべてが表に出てくるかどうかは微妙だよね。

たとえばだけど
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/middle_east/3324053.stm
How Saddam could embarrass the West
で、まず槍玉にあがっているのは
1旧ソ連:ミグ29、T72、スカッドなどの最新鋭(当時の)武器の供給。
2フランス:ミラージュF1などの武器と原子炉供給
(80年代のフランスの対外武器輸出の40%はイラク向けだったそうです)。

イランイラク戦争に関してサダムを支援したのは
アメリカ/英国/西独/イタリア/クウェート/サウジ。
アメリカは、対イラン戦争でサダムが化学兵器を使用したことを
83年の時点では掴んでいたけど、それでも支援を続けてたしね。

現在のリーダーたちの中では、
シラクとラムズフェルドがヤバいことになりそう。

それでも、ある程度でも真相が出てきて
西欧諸国の従来の外交のやり方の問題点
(「敵の敵は味方という発想」「国益優先/人権や独裁には目をつぶる」とか)
が見えて来れば、意義があるでしょうね。

どこまで透明な裁判ができるかに、
今後の中東の将来がかかっているのかもね。
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