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大鼠藪太郎と小鼠純吉

投稿者: plasmovivax 投稿日時: 2003/12/12 00:44 投稿番号: [161411 / 177456]
藪太郎と純吉は、亀戸にある幾三の家を狙い相談をしていた。

藪太郎   「おい、今晩やるから後についてこい」
純吉    「へええ。」
藪太郎   「気に入らね〜な。もっとはっきりしろ。」
純吉    「へえ、へえ。」   (=2へえ!)
藪太郎   「まあ、しかたね〜か。おれが先に入って幾三を縛って物集めとくから、合図したら入って来い、いいな。」
純吉    「へえ。」
藪太郎   「うまくいったら、おめ〜にも、少し分けてやっからよ。」

・・・・分け前ほしさに純吉は何も言わず小さくうなずいたが、「いつもたいした分け前もくれね〜くせに」と純吉は舌打ちした。

その晩、藪太郎は、小さな家に忍び込んだ。さいわい誰もいない。藪太郎は、ほっとして一人ほくそ笑んだ。ところが、いくら探してもなかなか金目のものが無い。藪太郎はすこし焦っていた。

すると突然、台所に隠れていたこの家の主の幾三が、包丁を持って姿をあらわした。このところ千住あたりで盗人が出ている。それを聞いて気をつけていた幾三は、藪太郎が庭にしのび込んだところで気がついていたのだ。

藪太郎は、驚いて腰を抜かし思わず”強盗だ〜!”と叫んでしまったのだ。ドジな藪太郎は、マジそう叫んだのだ。
この声に、外で見張りをしながら待っていた純吉は、それっとばかりに”強盗はどこだ!”と大声を出して飛び込んだが、中は真っ暗闇、目が慣れなていない。いきなり脇腹に幾三の包丁を食らって、純吉はうづくまった。このままでは殺られる、純吉は足元の座ぶとんに躓きながら、脇腹を押さえて外に飛び出した。

幾三と純吉は、実は、おさななじみであった。

・・・つづく・・・そのうち^^。
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