対米全面テロ

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アメリカが行った予防戦争とは何か

投稿者: adiaq_la 投稿日時: 2003/09/10 19:27 投稿番号: [159426 / 177456]
アメリカが行った予防戦争とは何か

ノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)
マサチューセッツ工科大学(MIT)教授
訳・葉山久美子

(上記より一部抜粋)

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  アメリカ市民の反応は鈍く、戦意を高揚させるように煽り立てなければならなかった。2002年9月早々から、恐ろしい情報が雨あられと降り注がれた。サダム・フセインはアメリカにとって差し迫った脅威であって、アル・カイダとも関係しており、そこからすると2001年9月11日のテロにはイラク政権も関与していたという情報である。『ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ』誌の編集長が書いているように、ほとんどの証拠は「振りかざされても笑いを誘うばかり」であり、「しかしそれが滑稽であるほど、メディアは真に受けるのが愛国心の証だと言わんばかりに奮闘した」

  この情報爆撃には効果があった。アメリカ人の大部分がサダム・フセインはアメリカにとって「差し迫った脅威」であるとみなすに至ったのである。半数近くの人々がイラクは9月11日のテロに関わっていると信じ、イラク戦争の支持へとつながった。ブッシュ政権が中間選挙でかろうじて過半数を獲得できたのも、こうしたプロパガンダのおかげといえる。有権者は悪魔のような敵から権力に守ってもらおうとして、当座の関心事は二の次にしたのだった。

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  2003年5月1日、ブッシュ大統領は空母エイブラハム・リンカーンの艦上で、6週間にわたった戦争の終結をうたうスペクタクルショーを演出した。彼は「アル・カイダの協力者を抹殺し、テロとの戦いに勝利した」とうそぶいた。サダム・フセインと仇敵ウサマ・ビン・ラディンとの関係を裏付けるいかなる証拠もあがってはいなかった。イラク侵攻と占領というこの「テロに対する勝利」において、文句なしの効果といえる点は一つしかない、あるアメリカの当局者も認めたように、アル・カイダの志願者を増やしたことで「『テロに対する戦い』に大きな後退」をもたらしたと思われることだ。

  ウォールストリート・ジャーナル紙は、空母リンカーン艦上のショーが「2004年に向けた再選キャンペーンの幕開き」だったとみる。ホワイトハウスは選挙キャンペーンを「できるだけ国家安全保障の問題を軸として展開」させたいと望んでいる。ブッシュ陣営の選挙参謀を務めるカール・ローヴは2002年の議会選挙の際にも、安全保障問題に集中せよと共和党員に指示を飛ばし、ホワイトハウスの不評な国内政策を有権者に忘れさせようとした。20年前にレーガン大統領もまったく同じ手を使った。1983年のグレナダ侵攻が翌年の再選に役立ったのだ。

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(↓全文はリンク先をご覧下さい)

http://www.diplo.jp/articles03/0308-2.html
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