>>オランダが1100人の部隊を派遣
投稿者: stwmpxqmwts 投稿日時: 2003/08/05 13:55 投稿番号: [158816 / 177456]
ミロシェヴィッチ氏が起訴された犯罪のひとつに、スレブレニッツアの惨劇という事件があります。国連の平和維持活動の根幹を揺るがした事件であるが、スレブレニッツアはサラエボの東方に位置する村で、国連によって“安全地帯 safe area ”と指定され、ボスニアのモスリムの民間人の避難地とされていた。安全地帯を攻撃することは禁止され、安全を維持するためにUNPROFORという国連平和維持軍が駐屯していました。ところが1995年の7月、このスレブレニッツア村にボスニアのセルビア軍が猛攻撃をかけ、保護にあたっていたオランダ軍のPKO兵士600人が無抵抗のまま捕虜にされ、避難していたモスレム住民2万5千人余のうちの7千人あまりの男子(子どもも含む)がセルビア軍に連れ出されて惨殺されたのです。
7千人のうち2千人ほどの死体がこれまでに掘り起こされていますが、いずれも目隠しをされ、両手を後ろ手に縛られて頭か背中から撃たれている。虐殺を直接に指揮したとされるボスニアのセルビア勢力の指導者カラジッチ氏とムラジッチ将軍も犯罪法廷から指名手配されているが、まだ逮捕までに至っておりません。そしてミロシェヴィッチ氏もこのジェノサイドに関与したとして告訴されているのです。
ジェノサイドというものはなりゆきで起こるものではありません。明確な意図があり、行為があってはじめて大量虐殺となるのであるが、このような惨劇が国連平和軍の保護下の村で起こったということで、国際社会は大きな衝撃を受けたのでした。以後、なぜこのような残虐な事件が起こったのかさまざまな議論が展開されています。
そもそもPKOというのは、参加国が自分たちでリスクアセスメントをして持ち込む武力の程度や量を決める。イギリスやアメリカは戦闘もありえることからその覚悟で本格的に重装備をするが、国によっては装備の量、質はまちまちなのです。単に労働力の輸出として外貨を稼ぐためにPKOに参加をする開発途上国もあり(戦死した場合の補償金も彼らにしてみればバカにならない)、アジアのある国(とくに名を秘す)などは手ぶらでやってきて国連に軍備すべてを調達させたりする。そして終ったらその武器は貰っていく。のみならず参加軍の訓練も国連に期待し、つまりタダで自国軍を強化しようという虫のいい魂胆である。東欧のある国(これも名を秘す)に至っては、給与として受け取るドルで闇商売をするためにあっちこっちのPKOに参加しております。
オランダの軍隊は志願制で、そのために失業中の若者とかが生活費のために軍に入るようなところがあり、またワーク・シェアリングの国であるから辞めたりまた入ったりということが繰り返され、兵士の規律や戦意ということもしばしば問題となる国である。
このときのオランダのPKO参加も軽装備で、なに、村でブラブラしていればいいのさくらいな気持ちでの参加であったらしい。あいつらはピクニック気分で(7月のバルカンはオランダよりも気持ちがよい)マリファナなんかすいながらワインでも飲んでいたのさという自嘲気味なコメントを、何人かのオランダ人から聞かされました。
そういう軍隊であるから、セルビアが攻めてきたときにこんなはずじゃなかったと慌てふためき、一発も撃ちかえすことなく6百人が全員捕虜となったということである。肝心の時に臆病風に吹かれて手も足も出ず、そして目と鼻の先で7千人が虐殺されたのである。いったい何のためにPKOとして参加したのか、まったく役立たずだったじゃないかという自己批判であります。
最近出たあるNGOの報告書は、軍のリスクアセスメントの甘さと事前の訓練不足、すなわち軍上層部のPKOへの認識の甘さに問題があったとし、そのために防げたはずの虐殺が防げなかったのだという結論であった。これがまた国民の間の議論となって、先日も当時のアメリカ大使だったリチャード・ホルブルック氏がオランダのテレビに出演して論議をしていました。
スレブレニッツアの反省のもとに、オランダはPKO参加の要件を見直し、戦闘となれば勝たなければ意味がないという議論も煮詰めた後、仕切りなおしをして、最近ではマケドニアにも軍を送っています。
http://jmm.cogen.co.jp/jmmarchive/r009034.html
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なるほど、知りませんでした。
アドベさんありがとうございました。
いい加減な気持ちで行くと、とんでもないことになるのですね。
全員玉砕覚悟ぐらいの気持ちで行かないと、ということか。
それなら、ある程度の武装をさせないと可哀相ということになりますね。
7千人のうち2千人ほどの死体がこれまでに掘り起こされていますが、いずれも目隠しをされ、両手を後ろ手に縛られて頭か背中から撃たれている。虐殺を直接に指揮したとされるボスニアのセルビア勢力の指導者カラジッチ氏とムラジッチ将軍も犯罪法廷から指名手配されているが、まだ逮捕までに至っておりません。そしてミロシェヴィッチ氏もこのジェノサイドに関与したとして告訴されているのです。
ジェノサイドというものはなりゆきで起こるものではありません。明確な意図があり、行為があってはじめて大量虐殺となるのであるが、このような惨劇が国連平和軍の保護下の村で起こったということで、国際社会は大きな衝撃を受けたのでした。以後、なぜこのような残虐な事件が起こったのかさまざまな議論が展開されています。
そもそもPKOというのは、参加国が自分たちでリスクアセスメントをして持ち込む武力の程度や量を決める。イギリスやアメリカは戦闘もありえることからその覚悟で本格的に重装備をするが、国によっては装備の量、質はまちまちなのです。単に労働力の輸出として外貨を稼ぐためにPKOに参加をする開発途上国もあり(戦死した場合の補償金も彼らにしてみればバカにならない)、アジアのある国(とくに名を秘す)などは手ぶらでやってきて国連に軍備すべてを調達させたりする。そして終ったらその武器は貰っていく。のみならず参加軍の訓練も国連に期待し、つまりタダで自国軍を強化しようという虫のいい魂胆である。東欧のある国(これも名を秘す)に至っては、給与として受け取るドルで闇商売をするためにあっちこっちのPKOに参加しております。
オランダの軍隊は志願制で、そのために失業中の若者とかが生活費のために軍に入るようなところがあり、またワーク・シェアリングの国であるから辞めたりまた入ったりということが繰り返され、兵士の規律や戦意ということもしばしば問題となる国である。
このときのオランダのPKO参加も軽装備で、なに、村でブラブラしていればいいのさくらいな気持ちでの参加であったらしい。あいつらはピクニック気分で(7月のバルカンはオランダよりも気持ちがよい)マリファナなんかすいながらワインでも飲んでいたのさという自嘲気味なコメントを、何人かのオランダ人から聞かされました。
そういう軍隊であるから、セルビアが攻めてきたときにこんなはずじゃなかったと慌てふためき、一発も撃ちかえすことなく6百人が全員捕虜となったということである。肝心の時に臆病風に吹かれて手も足も出ず、そして目と鼻の先で7千人が虐殺されたのである。いったい何のためにPKOとして参加したのか、まったく役立たずだったじゃないかという自己批判であります。
最近出たあるNGOの報告書は、軍のリスクアセスメントの甘さと事前の訓練不足、すなわち軍上層部のPKOへの認識の甘さに問題があったとし、そのために防げたはずの虐殺が防げなかったのだという結論であった。これがまた国民の間の議論となって、先日も当時のアメリカ大使だったリチャード・ホルブルック氏がオランダのテレビに出演して論議をしていました。
スレブレニッツアの反省のもとに、オランダはPKO参加の要件を見直し、戦闘となれば勝たなければ意味がないという議論も煮詰めた後、仕切りなおしをして、最近ではマケドニアにも軍を送っています。
http://jmm.cogen.co.jp/jmmarchive/r009034.html
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なるほど、知りませんでした。
アドベさんありがとうございました。
いい加減な気持ちで行くと、とんでもないことになるのですね。
全員玉砕覚悟ぐらいの気持ちで行かないと、ということか。
それなら、ある程度の武装をさせないと可哀相ということになりますね。
これは メッセージ 158815 (adventureoftheultraworld さん)への返信です.
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