adventureoftheultraworldさんへ
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2003/07/07 12:11 投稿番号: [158126 / 177456]
>陰謀論の根源は「その事件によって利益を得るものが、第一容疑者である」
>という考えですよね。
>しかし、9.11が、アメリカ政府に
>大量の自国民の犠牲を補って余りあるほどの利益をもたらしたとは、
>到底考えられません。
adventureoftheultraworldさんが以前おっしゃっていたように、そのような思考こそ
冤罪の温床ということですね。私はこの言葉にはっとさせられたもので、よく記憶
しています。
また、以下のように考えることも出来ると思います。狂人でも無ければ重大な何かを
決心して実行に移す際には、そのリスクとベネフィットを天秤にかけるものです。
ところが情報学の重要な経験則の一つに「情報が漏洩する確率はその情報を知る
者の数の自乗に比例する」というものがある。つまり数多くの人員を動員せざるを
得ない秘密計画は、漏洩するリスクが極めて高い。
9.11テロがアメリカ政府の自作自演だと仮定しましょう。この全貌が明らかになった
時にアメリカの政権が甘受せねばならないリスクはどの程度かと言えば、これはもう
容易に想像がつくものです。政権は当然崩壊し、その幹部はこれまでになく苛烈に
断罪されるであろうことは火を見るより明らかです(たぶんそれだけでは済まない
でしょう)。
ところが、9.11テロをアメリカ政府が企図したものと仮定すると、それに関わった
者は5人や10人では済みません。大統領、そのブレーン、実行役や彼らの手引きを
する者、演説や議会対策の流れを作成するプランナー、報道対策、軍や消防や警察
への根回し役、etc.etc。
仮に秘密が露呈しても失うのは補充可能な手下だけ、そして次に再起をかければ
よいだけのビンラディン一党とは違う。秘密が露呈すればもはや後がないだけに
すべてを網羅した計画を立てざるを得ない。ところが情報学の原則により大規模な
計画を立てれば立てるほどそれが露呈する可能性は高くなる。つまり膨大なリスクを
背負わなくてはならないでしょう。
ここから考えられる解は二つ。一つはアメリカの政権がリスクとベネフィットの
比較も出来ないほど狂っているという仮定ですが、彼らが狂っていれば狂っている
ほど、よりいっそう秘密が露呈する確率は高く見積もらざるを得ない。参加者全員が
宗教的な共通性を背負っている原理主義テロリスト集団とは違います。テロ計画を
プランニングおよび実行するためのメンバーの中に一人でも正気(正しくリスクの
評価が出来る、という意味で)な人間が混じっていれば、実行前に秘密がリーク
されるリスクは却って上昇しますから。
もう一つの可能性は、これは陰謀論者が大好きな、「ブッシュ政権ですら手下として
使い捨てる最高権力者集団がいて、彼らの身にさえリスクが及ばない計画であれば
どれほど膨大なリスクが伴おうとメリットしか見ずに実行するのだ」とする説(笑)。
何かと言えばフリーメーソンだの持ち出す人の常套戦術ですね。
さすがにここまで突飛なことを主張するのは躊躇われるという陰謀論者が多いよう
ですが、陰謀論者を見ていると、更生しない限りは次第にここまで到達してしまう
という点から、このような見方があながち間違いとは私には思えません。
上記二つの解のどちらもがそそられない以上、やはり前提とした「アメリカ政府が
9.11を自作自演した」という前提そのものを誤りとした方が正しいように私には
思われます。
>過去においては、トンキン湾事件のような陰謀の例もありますが、
>9.11を見る限り、陰謀を企画する力も、
>それを遂行する力も失ったと見るのが自然でしょう。)
確かに情報機関が議会や、時に大統領にすら知らせずに秘密作戦を行い得た時代とは
違いますからね。
さらに情報学から以下のように仮定を立て考えてみることもとても愉しいものです。
当時は今に比べれば秘密を守ることは極めて容易だった。トンキン湾で何かが
行われたとして、人々が当座知り得るのは(たとえ先進国であっても)テレックスで
電送された限られた情報と不鮮明な写真、運良くテレビカメラがあっても多くは
白黒のカメラ・受像器であり、さらにテレビ用中継衛星すら未発達の時代でした。
時の政権幹部であっても、瞬時に得られる情報は同じように不鮮明なテレックスの
航空写真と暗号電文から復号された報告文のみ。
それが今や情報は光ファイバーで世界を駆けめぐり、鮮明なカラー映像を添付した
長文のメールが次の瞬間には地球の裏側に到達している。トンキン湾事件や
ピッグス湾事件の当時にWebや電子メールがあれば、いったいどんな現象がみられた
でしょうね。私にとって、それはとても興味深\xA4
>という考えですよね。
>しかし、9.11が、アメリカ政府に
>大量の自国民の犠牲を補って余りあるほどの利益をもたらしたとは、
>到底考えられません。
adventureoftheultraworldさんが以前おっしゃっていたように、そのような思考こそ
冤罪の温床ということですね。私はこの言葉にはっとさせられたもので、よく記憶
しています。
また、以下のように考えることも出来ると思います。狂人でも無ければ重大な何かを
決心して実行に移す際には、そのリスクとベネフィットを天秤にかけるものです。
ところが情報学の重要な経験則の一つに「情報が漏洩する確率はその情報を知る
者の数の自乗に比例する」というものがある。つまり数多くの人員を動員せざるを
得ない秘密計画は、漏洩するリスクが極めて高い。
9.11テロがアメリカ政府の自作自演だと仮定しましょう。この全貌が明らかになった
時にアメリカの政権が甘受せねばならないリスクはどの程度かと言えば、これはもう
容易に想像がつくものです。政権は当然崩壊し、その幹部はこれまでになく苛烈に
断罪されるであろうことは火を見るより明らかです(たぶんそれだけでは済まない
でしょう)。
ところが、9.11テロをアメリカ政府が企図したものと仮定すると、それに関わった
者は5人や10人では済みません。大統領、そのブレーン、実行役や彼らの手引きを
する者、演説や議会対策の流れを作成するプランナー、報道対策、軍や消防や警察
への根回し役、etc.etc。
仮に秘密が露呈しても失うのは補充可能な手下だけ、そして次に再起をかければ
よいだけのビンラディン一党とは違う。秘密が露呈すればもはや後がないだけに
すべてを網羅した計画を立てざるを得ない。ところが情報学の原則により大規模な
計画を立てれば立てるほどそれが露呈する可能性は高くなる。つまり膨大なリスクを
背負わなくてはならないでしょう。
ここから考えられる解は二つ。一つはアメリカの政権がリスクとベネフィットの
比較も出来ないほど狂っているという仮定ですが、彼らが狂っていれば狂っている
ほど、よりいっそう秘密が露呈する確率は高く見積もらざるを得ない。参加者全員が
宗教的な共通性を背負っている原理主義テロリスト集団とは違います。テロ計画を
プランニングおよび実行するためのメンバーの中に一人でも正気(正しくリスクの
評価が出来る、という意味で)な人間が混じっていれば、実行前に秘密がリーク
されるリスクは却って上昇しますから。
もう一つの可能性は、これは陰謀論者が大好きな、「ブッシュ政権ですら手下として
使い捨てる最高権力者集団がいて、彼らの身にさえリスクが及ばない計画であれば
どれほど膨大なリスクが伴おうとメリットしか見ずに実行するのだ」とする説(笑)。
何かと言えばフリーメーソンだの持ち出す人の常套戦術ですね。
さすがにここまで突飛なことを主張するのは躊躇われるという陰謀論者が多いよう
ですが、陰謀論者を見ていると、更生しない限りは次第にここまで到達してしまう
という点から、このような見方があながち間違いとは私には思えません。
上記二つの解のどちらもがそそられない以上、やはり前提とした「アメリカ政府が
9.11を自作自演した」という前提そのものを誤りとした方が正しいように私には
思われます。
>過去においては、トンキン湾事件のような陰謀の例もありますが、
>9.11を見る限り、陰謀を企画する力も、
>それを遂行する力も失ったと見るのが自然でしょう。)
確かに情報機関が議会や、時に大統領にすら知らせずに秘密作戦を行い得た時代とは
違いますからね。
さらに情報学から以下のように仮定を立て考えてみることもとても愉しいものです。
当時は今に比べれば秘密を守ることは極めて容易だった。トンキン湾で何かが
行われたとして、人々が当座知り得るのは(たとえ先進国であっても)テレックスで
電送された限られた情報と不鮮明な写真、運良くテレビカメラがあっても多くは
白黒のカメラ・受像器であり、さらにテレビ用中継衛星すら未発達の時代でした。
時の政権幹部であっても、瞬時に得られる情報は同じように不鮮明なテレックスの
航空写真と暗号電文から復号された報告文のみ。
それが今や情報は光ファイバーで世界を駆けめぐり、鮮明なカラー映像を添付した
長文のメールが次の瞬間には地球の裏側に到達している。トンキン湾事件や
ピッグス湾事件の当時にWebや電子メールがあれば、いったいどんな現象がみられた
でしょうね。私にとって、それはとても興味深\xA4
これは メッセージ 158125 (adventureoftheultraworld さん)への返信です.
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