パレスチナの人は・・・
投稿者: yumeneko2000 投稿日時: 2003/06/22 07:26 投稿番号: [157718 / 177456]
過去半世紀にわたって、自分たちの土地を追われてきた。
数百万人が難民となり、それを免れた人々も大半は
35年に及ぶ軍事占領の下で、組織的に彼らの土地を盗み取る
武装した入植者と、数千ものパレスチナ人を殺害してきた
軍隊のなすがままにされてきた。さらに数千人が投獄され、
数千人が生活の道を失い、2度目あるいは3度目の難民化を体験している。
こういう人たちには公民権も人権も与えられていない。
それでもなお、イスラエルはパレスチナ人のテロリズムに抵抗して
生き残りのために闘っているのだとシャロンは反論する。
これ以上にグロテスクな主張がありえようか。何しろ、この狂った
アラブ殺しは、そう言いながらF16戦闘機や攻撃型ヘリコプターや
何百台もの戦車を、全く防衛のすべがない非武装の人々に差し向けているのである。
彼らはテロリストだ、とシャロンは主張する。彼らの指導者は、
イスラエルがまわり中を破壊するなかで崩れた建物に
屈辱的に監禁されているのだが、史上最大のテロの頭目だと決めつけられる。
アラファトには抵抗する気骨があり、その点では彼は国民の支持を得ている。
アラファトに故意に加えられている屈辱には政治的・軍事的な
目的など何もなく、ただの純粋な懲罰以外の何ものでもないと、
パレスチナ人はみな感じている。
イスラエルは何の権利があってそんなことをするのか。
このシンボリズムは書きとめるのもおぞましいが、
シャロンや彼の支援者が――彼の非道な軍隊は言うまでもなく――
この象徴が冷酷に指示していることを実行するつもりだと知れば、
おぞましさは倍増する。
イスラエルのユダヤ人は強力な存在だ。パレスチナ人は、
彼らに狩りたてられ、侮辱される「他者」である。
シャロンには幸いなことに、シモン・ペレスという、おそらく
今日の世界政治でいちばんの臆病者、いちばんの偽善者が、
イスラエルはパレスチナ人の困難を理解しており、
「われわれ」は閉鎖よる難儀を少しは和らげる用意があると、
そこらじゅうを訪問して吹聴してくれる。
その後も何ひとつ改善されないし、
それどころか外出禁止令や家屋破壊や殺害はむしろ加速するのだ。
もちろん、イスラエルは大々的な国際人道支援を呼びかける立場を
とっているが、ラーセン中東和平プロセス特別調整官が正確に指摘したように、
それは世界各国の資金援助をイスラエルの占領体制の
実質的な保証人に仕立てあげようとするものだ。
シャロンは、自分には何でもできると思っているに違いない。
何をしてもまったく処罰されないばかりか、イスラエルを
犠牲者に仕立てあげるようなキャンペーンさえ不可能ではないのだと。
<戦争とプロパガンダ>E.W.サイード
数百万人が難民となり、それを免れた人々も大半は
35年に及ぶ軍事占領の下で、組織的に彼らの土地を盗み取る
武装した入植者と、数千ものパレスチナ人を殺害してきた
軍隊のなすがままにされてきた。さらに数千人が投獄され、
数千人が生活の道を失い、2度目あるいは3度目の難民化を体験している。
こういう人たちには公民権も人権も与えられていない。
それでもなお、イスラエルはパレスチナ人のテロリズムに抵抗して
生き残りのために闘っているのだとシャロンは反論する。
これ以上にグロテスクな主張がありえようか。何しろ、この狂った
アラブ殺しは、そう言いながらF16戦闘機や攻撃型ヘリコプターや
何百台もの戦車を、全く防衛のすべがない非武装の人々に差し向けているのである。
彼らはテロリストだ、とシャロンは主張する。彼らの指導者は、
イスラエルがまわり中を破壊するなかで崩れた建物に
屈辱的に監禁されているのだが、史上最大のテロの頭目だと決めつけられる。
アラファトには抵抗する気骨があり、その点では彼は国民の支持を得ている。
アラファトに故意に加えられている屈辱には政治的・軍事的な
目的など何もなく、ただの純粋な懲罰以外の何ものでもないと、
パレスチナ人はみな感じている。
イスラエルは何の権利があってそんなことをするのか。
このシンボリズムは書きとめるのもおぞましいが、
シャロンや彼の支援者が――彼の非道な軍隊は言うまでもなく――
この象徴が冷酷に指示していることを実行するつもりだと知れば、
おぞましさは倍増する。
イスラエルのユダヤ人は強力な存在だ。パレスチナ人は、
彼らに狩りたてられ、侮辱される「他者」である。
シャロンには幸いなことに、シモン・ペレスという、おそらく
今日の世界政治でいちばんの臆病者、いちばんの偽善者が、
イスラエルはパレスチナ人の困難を理解しており、
「われわれ」は閉鎖よる難儀を少しは和らげる用意があると、
そこらじゅうを訪問して吹聴してくれる。
その後も何ひとつ改善されないし、
それどころか外出禁止令や家屋破壊や殺害はむしろ加速するのだ。
もちろん、イスラエルは大々的な国際人道支援を呼びかける立場を
とっているが、ラーセン中東和平プロセス特別調整官が正確に指摘したように、
それは世界各国の資金援助をイスラエルの占領体制の
実質的な保証人に仕立てあげようとするものだ。
シャロンは、自分には何でもできると思っているに違いない。
何をしてもまったく処罰されないばかりか、イスラエルを
犠牲者に仕立てあげるようなキャンペーンさえ不可能ではないのだと。
<戦争とプロパガンダ>E.W.サイード
これは メッセージ 157709 (yumeneko2000 さん)への返信です.
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