ドーロマップ
投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2003/06/04 22:01 投稿番号: [157261 / 177456]
アラブ首脳が支持表明
きょう三者会談
米、「履行開始」要求へ
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【アカバ(ヨルダン南部)=村上大介】ブッシュ米大統領は三日、エジプト・シナイ半島シャルムエルシェイクで、エジプト、サウジアラビアなど穏健アラブ四カ国首脳、アッバス・パレスチナ自治政府首相と会談し、パレスチナ新和平案「ロードマップ(道筋)」への全面的な支持を取り付けた。大統領はこれを背に、四日にはヨルダンのアカバで、シャロン・イスラエル首相、アッバス首相との三者会談に臨み、新和平案の履行開始を求める。
エジプトのムバラク大統領は会談後の共同記者会見で、アラブ首脳の共同声明を読み上げ、「ロードマップと、その実現を目指す大統領の努力を支持する」と表明。さらに「暴力と戦う自治政府の努力を支援する」と述べ、テロは否定しつつもパレスチナの武装闘争は占領への正当な抵抗手段としてきた従来の立場から武装闘争否定に向け一歩踏み込んだ。
ブッシュ大統領は「アラブ指導者たちはどんな理由であれ、平和に至るにはテロを否定しなければならないとの立場を表明した」と評価、「(イスラエルとパレスチナの)二国家解決が不可欠だ」と、パレスチナ国家樹立をうたうロードマップ実現に決意を示した。
三日の会談には三者のほかアブドラ・サウジ皇太子、アブドラ・ヨルダン国王、ハマド・バーレーン国王が出席した。
ブッシュ大統領は一連の会談で、米国がイラク戦争の戦闘終結後の新しい状況下で、中東和平実現に真剣に取り組む決意であることをアラブ、イスラエル双方に納得させることを狙っている。アラブ側はしかし、あからさまにシャロン政権寄りの立場を取ってきたブッシュ政権の姿勢が今後どこまで中立地点に戻るかに注目している。
ブッシュ大統領はアラブ首脳との会談前、「イスラエルはユダヤ人入植地の問題に対処しなくてはならない」と語り、会談でも「パレスチナ国家は虫食い状の領土ではなく、面的な連続性を持つ必要がある」と述べ、シャロン首相が考えるパレスチナ国家像に否定的な発言を行い、アラブ側の懸念に配慮を示した。
シャロン政権は三日、アカバでの三者会談を前に、逮捕状や裁判なしに拘束しているパレスチナ人のうち約百人の釈放を開始。政府当局者によると、ブッシュ大統領に、違法入植地のうち十七カ所の撤去を表明する。
だが、ロードマップは二〇〇一年三月以降に建設された入植地約五十カ所の全面撤去を求めており、イスラエル側の提案はあくまで、イスラエルへの圧力や非難を回避する「最小限のジェスチャー」との見方も強い。
ブッシュ大統領がロードマップに定められたイスラエル側の履行義務をシャロン政権にのませる布石を打てるかどうかも会談の焦点となろう。
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【アカバ(ヨルダン南部)=村上大介】ブッシュ米大統領は三日、エジプト・シナイ半島シャルムエルシェイクで、エジプト、サウジアラビアなど穏健アラブ四カ国首脳、アッバス・パレスチナ自治政府首相と会談し、パレスチナ新和平案「ロードマップ(道筋)」への全面的な支持を取り付けた。大統領はこれを背に、四日にはヨルダンのアカバで、シャロン・イスラエル首相、アッバス首相との三者会談に臨み、新和平案の履行開始を求める。
エジプトのムバラク大統領は会談後の共同記者会見で、アラブ首脳の共同声明を読み上げ、「ロードマップと、その実現を目指す大統領の努力を支持する」と表明。さらに「暴力と戦う自治政府の努力を支援する」と述べ、テロは否定しつつもパレスチナの武装闘争は占領への正当な抵抗手段としてきた従来の立場から武装闘争否定に向け一歩踏み込んだ。
ブッシュ大統領は「アラブ指導者たちはどんな理由であれ、平和に至るにはテロを否定しなければならないとの立場を表明した」と評価、「(イスラエルとパレスチナの)二国家解決が不可欠だ」と、パレスチナ国家樹立をうたうロードマップ実現に決意を示した。
三日の会談には三者のほかアブドラ・サウジ皇太子、アブドラ・ヨルダン国王、ハマド・バーレーン国王が出席した。
ブッシュ大統領は一連の会談で、米国がイラク戦争の戦闘終結後の新しい状況下で、中東和平実現に真剣に取り組む決意であることをアラブ、イスラエル双方に納得させることを狙っている。アラブ側はしかし、あからさまにシャロン政権寄りの立場を取ってきたブッシュ政権の姿勢が今後どこまで中立地点に戻るかに注目している。
ブッシュ大統領はアラブ首脳との会談前、「イスラエルはユダヤ人入植地の問題に対処しなくてはならない」と語り、会談でも「パレスチナ国家は虫食い状の領土ではなく、面的な連続性を持つ必要がある」と述べ、シャロン首相が考えるパレスチナ国家像に否定的な発言を行い、アラブ側の懸念に配慮を示した。
シャロン政権は三日、アカバでの三者会談を前に、逮捕状や裁判なしに拘束しているパレスチナ人のうち約百人の釈放を開始。政府当局者によると、ブッシュ大統領に、違法入植地のうち十七カ所の撤去を表明する。
だが、ロードマップは二〇〇一年三月以降に建設された入植地約五十カ所の全面撤去を求めており、イスラエル側の提案はあくまで、イスラエルへの圧力や非難を回避する「最小限のジェスチャー」との見方も強い。
ブッシュ大統領がロードマップに定められたイスラエル側の履行義務をシャロン政権にのませる布石を打てるかどうかも会談の焦点となろう。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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