憲法記念日
投稿者: katakurichan2 投稿日時: 2003/05/03 01:49 投稿番号: [156467 / 177456]
である。
テロに対して「自衛戦争」で対抗するという、よくわからない話が続いていますが、自衛戦争と憲法の話です。
「憲法がわかる。」(AERA Mook/朝日新聞社)という本に載っていた、吉田茂の衆議院での答弁を紹介します。有名な話なのかな?(私は初めて知ったのですが)
水島朝穂氏が書かれた「国際社会への「パスポート」から「国際的公共財」へ」という論文の中にあった話です。
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(吉田茂、幣原喜重郎、金森徳次郎の、憲法9条の解釈を紹介した後で)
このような初々しいまでの平和論に対して、共産党の野坂参三は、「正義の戦争」と「不正義の戦争」という二分論に立ち、戦争放棄を「侵略戦争の放棄」に限定するよう迫った(衆議院6月28日)。
これに続く、吉田茂の切り返し
「国家正当防衛権による戦争は正当なりとされるようだが、私はかくの如きことを認めることが有害であると思う(拍手)。近年の戦争は多くは国家防衛権の名において行われたることは顕著なる事実である。ゆえに正当防衛権を認めることが戦争を誘発する所以であると思う。また交戦権放棄に関する条項の期するところは、国際平和団体の樹立にある。国際平和団体の樹立によって、あらゆる侵略を目的とする戦争を防止しようとするものである。しかし、正当防衛による戦争があるとすれば、その前提において、侵略を目的とする、戦争を目的とした国があることを前提にしなければならない。ゆえに正当防衛、国家の防衛権による戦争を認めることは、戦争を誘発する有害な考え方であるのみならず、国際平和団体が樹立された場合には、正当防衛権を認めることそれ自身が有害であると思う。ご意見は有害無益の議論と私は考える(拍手)」
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*(拍手)とあるのは、審議録に書かれているそうです。
今の社会情勢っていうのは、その当時(1946年当時)の、日本の共産党の考え方に近い政策をとっているっていうことでしょうか。
私はもちろん、「有害であると思う(拍手)。」の部分に強い共感を覚える者ですが。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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