どうしてアメリカは、何の罰も受けずに・・
投稿者: yumeneko2000 投稿日時: 2003/04/13 20:51 投稿番号: [155649 / 177456]
こうした行動をしていられるのだろう。
アメリカの国家犯罪全書 ウィリアム・ブルムから
アメリカが経済を操作し、民主主義を破壊し、主権国家を転覆し、
拷問し、化学兵器や生物兵器で攻撃し、核汚染を引き起こし・・・。
本書で述べてきたようなあらゆる良からぬことを、しばしば国際的な
メディアの眼前で行なってきながら、そして言葉と行動の間に
大きな矛盾をきたしながら、世界の大衆からも社会意識を備えた人からも
断固たる批判を受けず、蛇蠍(だかつ)のごとく
忌み嫌われることがないのはどうしてだろう。
アメリカの指導者たちが、「人道に対する罪」で国際法廷の前に
引き出されないのはどうしてだろう。
他国の政府や指導者たちが、賛同しないまでも、沈黙し共謀している
ことは謎ではない。
素敵なジェット戦闘機や何トンもの小麦、債務の帳消し、
世銀やIMFなどにより、ごく少数の人間を買収すればこと足りるからである。
脅迫したり強請(ゆす)ったり、賄賂を送ったり、自我をくすぐり、
民族主義を讃え、NATOや世界貿易機関(WTO)、EUなどの会員クラブへの
加入権を鼻先にぶら下げればよい。
尊敬すべき国際上流階級から忌み嫌われることを恥じないのは、
ときおり出現する、フィデル・カストロ風の変人だけである。
けれども、無数の犠牲者を含め、人類の大多数が立ち上がって
抗議の声をあげ、暴力に訴えないまでも、
軽蔑と懐疑を表明しないのはなぜだろう。
19世紀以来、人々はアメリカ合衆国――素敵な新しい生活を約束する、
すばらしき新世界を作り上げた元植民地――に魅了されてきた。
この傾向は、第二次世界大戦でファシズムに勝利して以来さらに強まり、
月面歩行に象徴されるアメリカの空想科学小説的ハイテクの
奇跡によりさらにいっそう促された。
ソ連の冷戦プロパガンダも、これを殆んど傷つけることはできなかった。
冷戦の真実も、そして、いかなる真実も、また。
第二次世界大戦終結後、何十年にもわたり、ソ連や東欧を訪れた
西洋人たちは次のような話を持ち帰ってきた。
すなわち、ソ連や東欧の同業者や道行く人々は、
アメリカにホームレスがいることもアメリカには国民健康制度がない
ことも信じようとせず、それは共産主義者のプロパガンダに
すぎないと主張したというのである。
ソ連・東欧の人々は、米英では政府の政策決定が秘密裡に
なされることはなく、ニクソン大統領の例に示されているように、
1つでも嘘をつけば政治家は失脚すると信じていた。
「われわれは、ときにデイリー・メイル紙(ロンドンで発行されているタブロイド紙)
をあなたの国の大使館から入手する・・。偏向していないニュースを読むのはよいことだ」。
・・・冷戦終了後、ソ連の参謀本部長が、米国の統幕議長に、
米軍入隊者が自分の意見を表明し士官を恐れないことに
深い印象を受けたと語った・・・。
永年にわたり、第三世界の指導者の多くが、米国の軍事的・
政治的脅威のもとで、米国政府関係者に――ときには大統領に
直接個人的に――訴えてきた。
米国の脅威は誤解によるもので、アメリカが自分たちと自分たちの
社会変革運動を粉砕しようとしているのは真意ではない
と信じたがっていたように思われる。
1954年のグアテマラ外相、1961年の英領ギアナのチュディ・ジャガン、
1983年のグレナダのモーリス・ビショップ。これらの人々は
みんな米国に訴えたが、いずれも粉砕された。
1994年には、メキシコのサパティスタ反乱軍の副司令官マルコスがいる。
報道によると、「サパティスタがキューバ人やロシア人の
影響を受けていないことを米国諜報機関が理解さえすれば、
米国は、サパティスタを支持するだろうと期待している、
とマルコスは述べた」という。
「そして」とマルコスはつづける。「米国は、これがメキシコの問題であり、
正義と真実という大義を有していることを理解するだろう・・・」。
マルコス司令官の多大な勇気に大きな敬意を払いつつも、
彼が歴史と現実、そしてグリンゴ(ラテンアメリカの人々が
米国人を呼ぶ時に使う呼称)たちのことをどれだけ知っているのか
疑問に感じざるを得ない。
何年もの間、米国は、マルコスの賛同者たちと
マルコス自身とを殺害するための訓練と装備をメキシコ人に与えてきたのである。
つづく・・・
アメリカの国家犯罪全書 ウィリアム・ブルムから
アメリカが経済を操作し、民主主義を破壊し、主権国家を転覆し、
拷問し、化学兵器や生物兵器で攻撃し、核汚染を引き起こし・・・。
本書で述べてきたようなあらゆる良からぬことを、しばしば国際的な
メディアの眼前で行なってきながら、そして言葉と行動の間に
大きな矛盾をきたしながら、世界の大衆からも社会意識を備えた人からも
断固たる批判を受けず、蛇蠍(だかつ)のごとく
忌み嫌われることがないのはどうしてだろう。
アメリカの指導者たちが、「人道に対する罪」で国際法廷の前に
引き出されないのはどうしてだろう。
他国の政府や指導者たちが、賛同しないまでも、沈黙し共謀している
ことは謎ではない。
素敵なジェット戦闘機や何トンもの小麦、債務の帳消し、
世銀やIMFなどにより、ごく少数の人間を買収すればこと足りるからである。
脅迫したり強請(ゆす)ったり、賄賂を送ったり、自我をくすぐり、
民族主義を讃え、NATOや世界貿易機関(WTO)、EUなどの会員クラブへの
加入権を鼻先にぶら下げればよい。
尊敬すべき国際上流階級から忌み嫌われることを恥じないのは、
ときおり出現する、フィデル・カストロ風の変人だけである。
けれども、無数の犠牲者を含め、人類の大多数が立ち上がって
抗議の声をあげ、暴力に訴えないまでも、
軽蔑と懐疑を表明しないのはなぜだろう。
19世紀以来、人々はアメリカ合衆国――素敵な新しい生活を約束する、
すばらしき新世界を作り上げた元植民地――に魅了されてきた。
この傾向は、第二次世界大戦でファシズムに勝利して以来さらに強まり、
月面歩行に象徴されるアメリカの空想科学小説的ハイテクの
奇跡によりさらにいっそう促された。
ソ連の冷戦プロパガンダも、これを殆んど傷つけることはできなかった。
冷戦の真実も、そして、いかなる真実も、また。
第二次世界大戦終結後、何十年にもわたり、ソ連や東欧を訪れた
西洋人たちは次のような話を持ち帰ってきた。
すなわち、ソ連や東欧の同業者や道行く人々は、
アメリカにホームレスがいることもアメリカには国民健康制度がない
ことも信じようとせず、それは共産主義者のプロパガンダに
すぎないと主張したというのである。
ソ連・東欧の人々は、米英では政府の政策決定が秘密裡に
なされることはなく、ニクソン大統領の例に示されているように、
1つでも嘘をつけば政治家は失脚すると信じていた。
「われわれは、ときにデイリー・メイル紙(ロンドンで発行されているタブロイド紙)
をあなたの国の大使館から入手する・・。偏向していないニュースを読むのはよいことだ」。
・・・冷戦終了後、ソ連の参謀本部長が、米国の統幕議長に、
米軍入隊者が自分の意見を表明し士官を恐れないことに
深い印象を受けたと語った・・・。
永年にわたり、第三世界の指導者の多くが、米国の軍事的・
政治的脅威のもとで、米国政府関係者に――ときには大統領に
直接個人的に――訴えてきた。
米国の脅威は誤解によるもので、アメリカが自分たちと自分たちの
社会変革運動を粉砕しようとしているのは真意ではない
と信じたがっていたように思われる。
1954年のグアテマラ外相、1961年の英領ギアナのチュディ・ジャガン、
1983年のグレナダのモーリス・ビショップ。これらの人々は
みんな米国に訴えたが、いずれも粉砕された。
1994年には、メキシコのサパティスタ反乱軍の副司令官マルコスがいる。
報道によると、「サパティスタがキューバ人やロシア人の
影響を受けていないことを米国諜報機関が理解さえすれば、
米国は、サパティスタを支持するだろうと期待している、
とマルコスは述べた」という。
「そして」とマルコスはつづける。「米国は、これがメキシコの問題であり、
正義と真実という大義を有していることを理解するだろう・・・」。
マルコス司令官の多大な勇気に大きな敬意を払いつつも、
彼が歴史と現実、そしてグリンゴ(ラテンアメリカの人々が
米国人を呼ぶ時に使う呼称)たちのことをどれだけ知っているのか
疑問に感じざるを得ない。
何年もの間、米国は、マルコスの賛同者たちと
マルコス自身とを殺害するための訓練と装備をメキシコ人に与えてきたのである。
つづく・・・
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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