対米全面テロ

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激昂するシリア外相、止めるドビルパン

投稿者: light_cavalryman 投稿日時: 2003/04/13 15:47 投稿番号: [155633 / 177456]
シリア外相   「イラク兵器、隠していない」
2003.04.13
Web posted at: 13:54 JST

- CNN
ダマスカス(CNN)   シリアのアルシャラア外相は12日、イラク・フセイン政権が開発・保有していた生物化学兵器をシリアが国内に隠しているとする米国の批判を真っ向から否定した。

アルシャラア外相はフランスのドビルパン外相との共同会見の席で、米政府がこのほど重ねているシリア批判は、「中東地域におけるシリアの役割をおとしめようとする、一部の狂信的グループによるもの」と批判し、言外にブッシュ政権の反シリア姿勢は米ユダヤ系実力者らの圧力によるものとの見方を示した。

ブッシュ大統領やラムズフェルド国防長官は11日、シリアがフセイン政権の幹部らを保護していると名指しで批判。以前にも、ラムズフェルド長官がシリアがイラクへ軍事物資を輸出していると批判するなど、ブッシュ政権はシリアを「テロ支援国家」と見なしてきた。

米国の一連の批判に対し、アルシャラア外相は、「米政府は何をどうしたいのか分かっていないように思える」と不快感を示した。「イラクの大量破壊兵器をシリアが隠していると言うが、そんなことはないと我々が言っても耳を貸そうとしない。イラクの兵器も人間も隠していないのに、米国は何の証拠も示さないまま非難を続けている」

外相はさらに、アフガニスタンとイラクにおける米国の目的が不明だと指摘。「アフガニスタンは安定しているか?   米国は目的を達成したのか?   オサマ・ビンラディンは見つけたか?   両国を大混乱に陥れながら、米国は早くも次の標的に目を移している」と、米国がシリアを次の攻撃目標にしていると激高。

怒りに興奮した外相は、「第2次世界大戦について、もっと早くドイツを食い止めるべきだったと歴史家は言う」とまで述べ、征服と侵略を重ねたナチス・ドイツにブッシュ政権をなぞらえたようとしたが、寸前でフランスのドビルパン外相が割って入った。「そのたとえはすべきではない。それはだめだ」とドビルパン外相がアルシャラア外相の発言を食い止め、記者会見中に一国の外相を他国の外相がたしなめるという異例の場面となった。

http://cnn.co.jp/top/K2003041300273.html


◆コメント

ドビルパン外相が、「第2次世界大戦について、もっと早くドイツを
食い止めるべきだったと歴史家は言う」のところで発言を制止したのは
いかなる理由だろうか?

「ナチスと同じ」と言ってしまうことは、「話の通じぬ相手だ」と言ってしまうに
等しいことだから、そう結論することは避けるべきだと判断したのだろう。
フランスとしては、アメリカに話し合いの場にあくまでも居て欲しいはず。

現アメリカ政府が、たいへん危険なことは、ドビルパン外相もよく承知していると思う。
だから、刺激するような発言はまずいのだ、という現実的判断だろう。
ただでさえ、危ういシリアが、ますます危うくなりそうだ。
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