対米全面テロ

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■イラク現地報告...2

投稿者: chottomato3 投稿日時: 2003/02/12 21:43 投稿番号: [152311 / 177456]
【   フセイン100%支持の中身   】

――先日イラクでフセイン大統領に対する信任投票があり、100%の支持率で次の7年間の大統領職に信任されました。

★「100%支持なんて独裁者に決まっている」と思った人が多いと思います。でも、フセイン大統領が支持率100%の独裁者だとしても、どうしてイラクが爆撃されなければならないのですか。だったら隣のヨルダン王国はどうですか。王国ですよ。ヨルダンでは王様の信任投票すらありません。サウジアラビアはどうですか。選挙で王様が誰になったとか、聞いたこともありません。アラブ首長国連邦はどうですか。独裁というのなら、イラク周辺諸国は軒並み独裁国家ではないですか。

  確かにイラクには秘密警察があります。これはすべての為政者がそうだと思うのですが、フセイン政権も「今は戦時下だから、敵のスパイを摘発しなければならない」という論理でもって、秘密警察や諜報機関を発達させてきました。しかしスパイ摘発のための機構は、そのまま人民を監視する機構にもなる。これもどこの国でも同じです。

  日本にも内閣調査室もあるし公安調査庁もある。機密費をいくらつかっているかもわからない。盗聴法が成立して、「豊田がこんな過激なことを言っているぞ」なんて、私の電話も警察に盗聴されているかもしれない。日本にも似たような構造があるじゃないですか。

  もちろん私たちは独裁を批判しなければなりません。しかし独裁者をつくり出さざるを得ないような構造をイラクに迫っているのは誰なのか。

  これは先ほども言ったことなのですが、湾岸戦争以前のイラクは、アラブ諸国から大勢の留学生と出稼ぎ労働者がやってくるぐらい「素晴らしい国」だったんです。石油の恩恵は、金持ちばかりではなくて庶民にもちゃんと届いていました。だからサダム・フセインは圧倒的に支持されていたんです。イラクの人々は今は苦しいけれども、その時のことを覚えています。そうした繁栄をぶっ壊したのはだれですか。アメリカじゃないですか。だから「夢よもう一度」と言うわけで、サダム・フセイン支持になるわけです。

  湾岸戦争終結後も今日まで、アメリカはイラクに対する爆撃を繰り返してきました。この9月にもバスラの空港に爆弾が落とされた。そういう意味では戦争はずっと続いてきたんです。そうした戦争の実感は日本にいるとなかなかわからない。

  例えばバグダッドが東京だとすると、今日は新潟に爆弾が落とされた、昨日は大阪が攻撃されたという感じなんです。自分の街にも、いつ爆弾が落とされるかわからない。その精神的重圧はかなりのものだと思います。

  だから自ずと反米になりますね。いくらサダム・フセインは独裁者だなんて言っても、実際に爆撃でイラクの人々を殺し続けているのはアメリカです。そのアメリカとサダム・フセインは「戦っている」わけですから、支持率はどんどん上がる。

  でも別に、イラクの人々が日常的に「サダム・フセイン万歳!」なんて思って生活しているわけではありません。私たちにしても、日常的に「小泉の野郎」(笑)、なんて思って生活しているわけじゃない。今日のご飯をどうしようとか、姪っ子が今度結婚するんだけれど、その時の衣装はどうしようとか、みんなそんな日常的な喜びや悩みを抱えながら生活している。イラクの人々だって同じです。同じ人間が住んでいるんです。サッカーのW杯があれば大騒ぎする。イラクにも、そうした私たちと同じ人間が暮らしているんだということを、まず何よりも理解して欲しいのです。
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