>>かなりホットです
投稿者: marchingpeople 投稿日時: 2002/11/05 21:29 投稿番号: [149432 / 177456]
>それにしてもあれほど広い国土を持っている中国が何故、台湾にこだわるのでしょうかね。
>共産主義を広めたいという欲求は最近はあまりないと思いますが。
よく分かりませんが、大国特有の分裂解体への危機感でしょうか。最近考えてみて、台湾は中国にとってもそうですが、周辺国にとっても鍵となる存在ですね。
30年後には中国の人口は20億だそうで経済政策が成功していたとすると、仮に一人当たりの国民総生産が日本の半分でも全体では10倍経済力、従って軍事力もそれに比例するでしょうから日米が共に戦っても勝てるか疑問があります。しかし、経済的に成功していれば、それなりの民主化も果たし対外関係も良好でしょうから、武力に頼った外交を行う動機は僅少でしょう。
一方失敗した場合、国内に著しい経済格差が出現するでしょうから、「ひとつでない中国」の証である台湾は各地の分離独立の気運を高める結果になると思います。
できれば大きすぎる中国には解体してもらいたいのですが、中国指導部にそう頼んでも無理ですし、これを利用して画策すれば戦争になってしまいます。ですから、「中台間の問題が平和裏に解決されるべきだ」は「中国が平和裏に解体されるべきだ」だと思うのです。
でも周辺にも大きな影響を及ぼす内戦を避けたいところです。だから、台湾には世界有数の資本力を使って堅調な成長を促すように努めてもらいたいです。それが彼らにとっての安全保障となるでしょうから。
日本も似たような立場なので内戦は避けたいです。ですから中国で反乱が起こった場合、指導部が鎮圧しても「遺憾だ」ぐらいのコメントを出す程度でしょう。「経済制裁を課して断固阻止する」なんて事は、「お前らは解体されるべきだ」と言っているようなもので、そんな要求を指導部が呑めるわけありません。「断固阻止」するならその原因を作らないように協力するべきでしょう。
「平和裏に解体される」チャンスがあれば、それを促し、そうでない場合は「言論の自由に対する制限」とか「武力による鎮圧」などには、指導部の事情も考慮した対応が必要でしょうね。
ただし、中央集権化を増した暴力的な政府は、外交も武力に頼った政策になりがちなので、周辺国はその気にさせない軍事同盟を形成する必要があると思います。
私は日本の民主主義は軍国主義に対して歯止めが利かないと思っています。だから、日本の軍事力に明確な目標を与える事によって、その規模と内容を国民が把握し、文民統制を徹底させれば初期対応が可能になると思っています。「国民の生命と財産を守るため」という当然すぎる目標では、必要な軍事力が曖昧です。さすがに「宇宙人の侵略から」と言い出す政治家はいないとは思いますが(笑)
別な問題として、米国が「2番目の大国」という地位に甘んじられるのか疑問があります。殊に中国が経済成長するに従い、重商主義的な対立が生じる懸念があります。マイクロソフトにとっては膨大な市場ですが、USXのような鉄鋼産業にとっては競争相手であり、この重厚長大の代名詞のような産業は一度廃れてしまうと直ぐに興すのが難しく、戦車も空母のその鋼鉄を中国に頼る結果になってしまいます。ワシントンのタカ派にとって安眠できる状況ではありません(笑)
この米国の精神的な問題と安全保障が抱える構造的な矛盾は、肥大化した産軍複合体によって増幅されるため不必要な衝突を起こす可能性があります。米国に一切を任せた現在の状況は極めて危険であり、多国間の軍事同盟によって秩序維持に努める必要があると思います。
>完全に民主化されて自由主義経済になったら変わるのかな。
そう思います。だから台湾は中国に対する最も有効な民主化圧力として、いわば「のどに刺さった小骨」であり、日本にとってはそれを判断するリトマス紙だと思います。
>共産主義を広めたいという欲求は最近はあまりないと思いますが。
よく分かりませんが、大国特有の分裂解体への危機感でしょうか。最近考えてみて、台湾は中国にとってもそうですが、周辺国にとっても鍵となる存在ですね。
30年後には中国の人口は20億だそうで経済政策が成功していたとすると、仮に一人当たりの国民総生産が日本の半分でも全体では10倍経済力、従って軍事力もそれに比例するでしょうから日米が共に戦っても勝てるか疑問があります。しかし、経済的に成功していれば、それなりの民主化も果たし対外関係も良好でしょうから、武力に頼った外交を行う動機は僅少でしょう。
一方失敗した場合、国内に著しい経済格差が出現するでしょうから、「ひとつでない中国」の証である台湾は各地の分離独立の気運を高める結果になると思います。
できれば大きすぎる中国には解体してもらいたいのですが、中国指導部にそう頼んでも無理ですし、これを利用して画策すれば戦争になってしまいます。ですから、「中台間の問題が平和裏に解決されるべきだ」は「中国が平和裏に解体されるべきだ」だと思うのです。
でも周辺にも大きな影響を及ぼす内戦を避けたいところです。だから、台湾には世界有数の資本力を使って堅調な成長を促すように努めてもらいたいです。それが彼らにとっての安全保障となるでしょうから。
日本も似たような立場なので内戦は避けたいです。ですから中国で反乱が起こった場合、指導部が鎮圧しても「遺憾だ」ぐらいのコメントを出す程度でしょう。「経済制裁を課して断固阻止する」なんて事は、「お前らは解体されるべきだ」と言っているようなもので、そんな要求を指導部が呑めるわけありません。「断固阻止」するならその原因を作らないように協力するべきでしょう。
「平和裏に解体される」チャンスがあれば、それを促し、そうでない場合は「言論の自由に対する制限」とか「武力による鎮圧」などには、指導部の事情も考慮した対応が必要でしょうね。
ただし、中央集権化を増した暴力的な政府は、外交も武力に頼った政策になりがちなので、周辺国はその気にさせない軍事同盟を形成する必要があると思います。
私は日本の民主主義は軍国主義に対して歯止めが利かないと思っています。だから、日本の軍事力に明確な目標を与える事によって、その規模と内容を国民が把握し、文民統制を徹底させれば初期対応が可能になると思っています。「国民の生命と財産を守るため」という当然すぎる目標では、必要な軍事力が曖昧です。さすがに「宇宙人の侵略から」と言い出す政治家はいないとは思いますが(笑)
別な問題として、米国が「2番目の大国」という地位に甘んじられるのか疑問があります。殊に中国が経済成長するに従い、重商主義的な対立が生じる懸念があります。マイクロソフトにとっては膨大な市場ですが、USXのような鉄鋼産業にとっては競争相手であり、この重厚長大の代名詞のような産業は一度廃れてしまうと直ぐに興すのが難しく、戦車も空母のその鋼鉄を中国に頼る結果になってしまいます。ワシントンのタカ派にとって安眠できる状況ではありません(笑)
この米国の精神的な問題と安全保障が抱える構造的な矛盾は、肥大化した産軍複合体によって増幅されるため不必要な衝突を起こす可能性があります。米国に一切を任せた現在の状況は極めて危険であり、多国間の軍事同盟によって秩序維持に努める必要があると思います。
>完全に民主化されて自由主義経済になったら変わるのかな。
そう思います。だから台湾は中国に対する最も有効な民主化圧力として、いわば「のどに刺さった小骨」であり、日本にとってはそれを判断するリトマス紙だと思います。
これは メッセージ 149387 (voice_of_george_bush さん)への返信です.
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