おふ・無限のエネルギー
投稿者: yoursong319 投稿日時: 2002/10/22 15:46 投稿番号: [149023 / 177456]
宇宙太陽発電システムの経済効果
コメンテータ:宇宙・地球管理研究部 主任研究員 長山博幸
宇宙太陽発電システム(Space Solor Power Systems, 以下SSPSと略す)とは、
宇宙空間で太陽光を利用したエネルギーシステムと定義される。
その代表的な構成としては、宇宙空間に並べた巨大な太陽電池で発電した電力を
マイクロ波を用いて地上に送電し、巨大なアンテナ(レクテナと呼ばれる)で受信し、再度電力に変換する方式である。
このSSPSの構築費用は、宇宙開発事業団によると100万kW規模で以下のように試算されている。
レクテナ建設費 6,376億円
太陽発電所建設費 10,035億円
宇宙への輸送費 10,924億円
これを基に、産業連関分析により経済波及効果を求めた。
その結果、SSPS構築に要する2兆7,335億円は、宇宙産業だけでなく多種多様な産業に波及し、
合計7兆886億円、雇用者延人数で37億7,018人という莫大な経済波及効果をもたらすと試算された。
また、建設費用、および年間メンテナンス費用を売電によりまかなった場合の発電コストは、約10円/kWhとなる。
この値は原子力発電等の基幹電力と比較すると若干高い。
しかしながら試算の基になったシステム構成は1970年代のNASAの検討が基になっており、
最近の宇宙開発事業団の検討では最新技術により更に低減できる見込である。
SSPSはエネルギー資源に乏しい我国に無限のエネルギーをもたらす夢のシステムであるとともに、
多くの産業に経済波及効果をもたらすシステムであるといえよう。
2002/10/22 発表元:三菱総合研究所
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