アメリカの裁判所の憲法判断は消極主義
投稿者: karlovivary 投稿日時: 2002/09/16 10:47 投稿番号: [147755 / 177456]
koism2000さん曰く
>だから、隣組、治安維持法のような法律、強制収容は違憲審査権で無効にできるはずだ。
アメリカの違憲審査権は消極主義と言って、法や行政命令そのものの違憲性を審査するのではないのです。
あくまでその法や行政命令に従ったところ、誰かが実生活の上で実害が出て、その救済に関わる裁判の仮定でのみ、その法や行政命令の違憲性が判断されます。
だから、このようなアメリカ社会の硬直化に対して勇気ある誰かがNo!と言い、殺されたり殴られたりして実際の被害が出ないと裁判そのものが起こらないのです。
>立ち上がれ、裁判官、議員よ!大統領を止めれるのは、立法、司法機関のみだ。
上に述べたように、アメリカの裁判官は積極的に国家をどうにかすることはありません。あくまで事件の発生の後になってからモゴモゴするのが彼らの仕事です。
議員に至っては、戦争突入の如何は議会が判断することなのに90日間の短期(これが短期か?)的な戦争については議会の承認を必要としないと言う法を成立させてしまっていますので、自ら責任を放棄した状態にあります。
報復戦争ことブッシュの気違い戦争の開始に反対したのがバーバラ・リーひとりだけで、それも発言の原文を見て分かるように非常に控えめのものだったことは忘れられません。
だいたい議会は、チェイニーが議会の承認なしに影の政府を発足させたことすらチェックしなかったでしょう。
アメリカの連邦政府の三権は、相互のチェック機能はとっくの昔に死んでしまってるんですよ。(涙)
これは メッセージ 147753 (koism2000 さん)への返信です.
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