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>戦争をなくすには

投稿者: katakurichan 投稿日時: 2002/07/19 23:46 投稿番号: [145188 / 177456]
>平和の祭典は戦争を止める。

こんばんは。そうですね、「戦争するヒマがないほど平和の祭典で忙しい」とか、そんな世の中にしたいものだと思います(^^)


ちょっと話は違うのですが、「戦争をなくすには」というタイトルにひかれて、少し前に読んだ本を思い出しました。簡単に紹介させてください。
『ヒトはなぜ戦争をするのか?』(アルバート・アインシュタイン / ジグムント・フロイト / 養老孟司解説 / 浅見昇吾編訳)= 花風社刊。どういう本か、解説の冒頭を紹介しますと、「戦争はなぜ起こるか、戦争を防止するにはどうすればいいか、フロイトとアインシュタインというふたりの碩学が、この主題について交わした往復書簡が本書である。最初に書かれているように、国際連盟の委員会から提案があり、それに従ってアインシュタインがこの主題でフロイトと意見を交換することにしたという」というもののようです。書かれた時期は1932年。

印象に残ったところを少し引用します。
・・・アインシュタインさん曰く「ナショナリズムに縁がない私のような人間から見れば、戦争の問題を解決する外的な枠組を整えるのは易しいように思えてしまいます。すべての国家が一致協力して、一つの機関を創りあげればよいのです。この機関に国家間の問題についての立法と司法の権限を与え、国際的な紛争が生じたときには、この機関に解決を委ねるのです。個々の国に対しては、この機関の定めた法を守るように義務づけるのです。もし国と国の間に紛争が起きたときには、どんな争いであっても、必ずこの機関に解決を任せ、その決定に全面的にしたがうようにするのです。そして、この決定を実行に移すのに必要な措置を講ずるようにするのです。」

  −−−−

とはいえ、そう簡単にはいかないのも事実で、アインシュタインはフロイトに「(政治では手が届かない)人の心への教育という方法でアプローチすることもできるのではないでしょうか」と問いかけをしています。

  −−−−

フロイトの回答の中で、印象に残ったところを、またちょっと引用します。
「逆説的に聞こえるかもしれませんが、こう認めねばならないことになります。人々が焦がれてやまない「永遠の平和」を達成するのに、戦争は決して不適切な手段ではないだろう、と。戦争は大きな単位の社会を生み出し、強大な中央集権的な権力を作り上げることができるのです(注:「できる」に傍点あり、次の一文も同様)。中央集権的な権力で暴力を管理させ、そのことで新たな戦争を二度と引き起こせないようにできるのです。
  しかし、現実には戦争は「永遠の平和」を実現させてはいません。なぜでしょうか。征服によって勝ち得た状態は、長続きしないものだからです。暴力の力で様々な部分や様々な単位を強引に一つにまとめても、それをいつまでもつなぎ止めておくことができず、新たに作り出された大きな統一体も瓦解していくのです。」

「どのような道を経て、あるいはどのような回り道を経て、戦争が消えていくのか。それを推測することはできません。しかし、今の私たちにもこう言うことは許されていると思うのです。
  文化の発展を促せば、戦争の終焉へ向けて歩みだすことができる!」

  −−−−

薄めの本ではありますが、私には、いろんなことを考えるヒントになりました。即効性のある薬をつくりだすことはできないけれど、社会の体質改善というか、そういう活動が、ちょっとずつでもできないものだろうかと思ったりします。
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