対米全面テロ

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横からで申し訳ないが

投稿者: harekumoritokidokiniwakaame 投稿日時: 2002/07/06 09:54 投稿番号: [144780 / 177456]
>(1)被害国(とその同盟国)が決め付ければ、証拠を公開しなくとも他の国を爆撃できる

国連が自衛権の行使であると認めれば(10月10日安保理)可能だろう。

>(2)国際司法を完全に無視しても、被害国の取調べに容疑者と言われた人物は応じなくてはならず、拒否した場合はその国の一般市民を含めて攻撃してもよい

国際司法に、他国に逃げた容疑者を取り調べる為の公正で能力があり多くの国に支持された捜査機関と裁判所がなれけば意味のない項目。で、一般市民に被害が出ることは戦争になればやむを得ないだろう。少し勉強すれば分かる。戦争とはそういうもの。

>(3)被害国(とその同盟国)が決め付けた加害者を拘束・暗殺する場合、その付帯的被害は当初の事件の被害者数を凌駕しても構わない。

数の問題なのだろうか。では、仮にアフガニスタンの爆撃の死者が3000人を下回ったのなら、come_on_I氏はアフガニスタン爆撃を支持し3000人の付随的損害は無視するという訳なのだろう。

たぶんNoと言うと思うが、つまりこの問題は数の問題ではないかもしくは専ら数だけで言えることではなく、さほど意味のある項目ではないということだね。

>(4)被害国に同意しない場合、国連は無視しても構わない。

誰が被害国に何を同意しない場合?意味不明。

>(注)「決め付け」とは被害国およびその同盟国のみが納得した証拠で、加害国と目される国は納得していない証拠、かつ公開されていない証拠による断定のことです

仮に入手した証拠がアルカイーダ内部の情報提供者、あるいは極めてアルカイーダに接近することが出来たアメリカの捜査官がもたらしたものであった場合、その情報を公開すれば情報提供者乃至は捜査官にとっては死刑執行令状になる場合があるだろう。信頼できる国家指導者にのみ証拠が明かされたのはむしろ当然であって、タリバン政権にその秘密が明かされなかったとしたら、それは単に彼らが外交的に信頼されていなかったということの証明に過ぎない。秘密を明かされた指導者の中には、英国のブレア首相、日本の小泉首相と言った西側先進国のみならず、イスラム教徒の国であるサウジアラビアのアブドラ皇太子、パキスタンのムシャラフ大統領や、決して親米国とは言えないロシアのプーチン大統領、中国の朱鎔基首相も含まれていたと記憶しているが、彼らのいずれもが証拠の不当性を訴えなかったのだから内容は推して知るべしだろう。

戦争とは外交の破綻であって、外交とは両国を繋ぐパイプのことであろう。仮にビン・ラディンが逃げ込んだのが日本なら?日本政府は直ちに証拠の提示をアメリカ政府に求めただろうし、アメリカも証拠を提示した可能性が高い。また、日本政府は証拠提示後直ちにビン・ラディン一党を逮捕するために動いただろうし、アメリカ政府はその結果が明らかとなるまで空爆を猶予したと思われる。これは日本とアメリカ両国にそれだけ太い外交的パイプがあるということに他ならない。両国には利害の不一致は多かれど、この57年間その全てを外交のパイプで処理してきた。翻ってアフガニスタンの場合はどうか。タリバン政権とアメリカの間のパイプはあまりに細く、短く、水漏れしていたのではないか。それはアメリカのみの責任だろうか?むしろタリバン政権がたった3カ国からしか承認を得られなかったことからすれば、外交的無能力はむしろタリバン政権にあったのではないか。

外交が破綻した時に戦争が行われるのは不可避であって、戦争を防ぐためには太く長いパイプを作ることしかない(むろん核抑止以外で、だが)。証拠云々を言うのであれば、それを提示するに値すると見なされなかった外交のパイプの欠如をこそ批判するべきだと思うが如何?また、そういった外交のパイプを作る能力の欠如した国だからこそテロリスト集団が拠点としたのだろう。これも一つの傍証と言える。

これらから鑑みて、タリバン政権に証拠が提示されなかったのは正当な判断であったと思わずにはいられない。以上。
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