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泳いで対岸の中国側へ渡った。・・・すごっ

投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2002/06/01 22:33 投稿番号: [142823 / 177456]
<逃亡兵士>23年ぶり帰郷と重刑待つ台湾   戻れるか亡父の葬儀
毎日新聞社 6月1日18時54分

  【台北・飯田和郎】23年前、中国へ逃れた元台湾陸軍金門防衛司令部連隊長、林毅夫氏(51)=現・北京大教授=が亡父の告別式参列を理由に一時帰郷を希望し、認めるかどうかをめぐり台湾社会が揺れている。行政院(内閣)は5月31日、帰郷を許可すると発表する一方、本人を取り調べる方針を明らかにした。人道的対処を求める声がある半面、「敵」に逃亡したエリート軍人(当時)を厳しく処罰すべきとの意見も強い。

  林氏は名門・台湾大1年の時に望んで陸軍士官学校に転じ、軍人になった。しかし、79年5月、任地の金門島から深夜、泳いで対岸の中国側へ渡った。

  その後、「林正義」から改名し、北京大に進学。米国留学を経て学究生活に入り、現在は北京大中国経済研究センター主任の要職にある。朱鎔基首相のブレーンの一人といわれ、中国の統一戦線組識、全国政治協商会議の委員も務める。

  中国へ渡った動機は明らかにしていないが、当時は中台が激しく対立していただけに、現役軍人の逃亡に台湾の衝撃は大きかった。

  5月に死去した父親の告別式は今月4日、故郷の北部、宜蘭県で行われるが、行政院は帰郷許可を決定。記者会見した大陸委員会の陳明通・副委員長は「人道問題として考慮し、(台湾へ)入れるよう認めた」と説明した。しかし、同席した国防部の劉錦安・軍法局長は本人から直接、聴取する方針を示した。当時の軍刑法によると、林氏は逃亡罪などに問われ、死刑など重刑に処される可能性がある。

  「人権」「民主」を掲げる陳水扁政権だが、国防部は士気や規律上、無視できないとの立場で、行政院の決定は林氏に決断を委ねたものだ。

  行政院が発行した許可書は3日までに台湾入りするよう期限を定めている。決定を知った林氏は31日夜、北京で「時代、歴史、そして私自身の悲劇だ」と述べ、帰郷を決めかねている胸のうちを明らかにした。
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