ある解説より<参考>
投稿者: jjtaskk 投稿日時: 2002/05/22 15:40 投稿番号: [142197 / 177456]
【北朝鮮が戦争する可能性】
現状では、かつての朝鮮戦争のように北朝鮮がロシアや中国の応援を受け南進を始める、というようなことは有り得ないと思います。
北朝鮮と韓国の戦力比較、そして、その同盟国の状況を考えれば、開戦することにより北朝鮮がタリバンと同じ運命になるということは誰の目にも明らかです。中国に期待できる協力にしても、中立を保ってくれるのが精一杯でしょう。朝鮮戦争の時とは違い、北朝鮮は独力で米韓と戦わなくてはならないわけです。このような状況下では、いくら何でも北朝鮮が開戦することは有り得ないでしょう。
しかし、北朝鮮が戦争をする可能性がまったくゼロかというと、そうとも言い切れないとも思うのです。
北朝鮮はミサイルや核兵器の開発をしてきました。それに対して米国は中止を申し入れ、見返りを与えることで、北朝鮮によるミサイルや核兵器の開発を止めさせようとしています。これが、1994年の米朝枠組み合意、その後の朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)設立から今に至る流れです。
さて、北朝鮮はミサイルや核兵器の開発を完全に断念したのでしょうか?「先軍政治」を標榜する北朝鮮です。おそらくこっそりと開発を続けている、と考えるのが自然だと思います。また、KEDOによる軽水炉プロジェクトに対しても、北朝鮮が協力的であるとは言えません。
一方、米国はブッシュ政権になり、特に911同時テロ以降は、テロ支援国家に対しての姿勢が一段と強硬になっています。そんな米国がいつまでも北朝鮮の「わがまま」を許すでしょうか?
また、偉大な将軍様は、米国内の動きを常にきちんと判断して、許される範囲の「わがまま」だけを言うことができるでしょうか?
そのあたりに「読み間違い」が発生する可能性がゼロとは言えないのではないか、と憂慮するのです。ここで米朝双方に必要とされる「読み」は、彼我の戦力比較というような単純なものではないですから。
もし「読み間違い」が発生した場合、北朝鮮から開戦することは有り得ず、戦争は米国による空爆から始まるでしょう。主戦場は北朝鮮になります。そして、戦争は短期間に決着すると思います。しかし、その間に、何発かのノドンが日本や韓国に飛んでくる可能性もあるでしょうし、かつてオウム真理教がやった程度のテロ行為は日本国内でも行われるでしょう。
また、北朝鮮の開発目標は、米本土にも到達する「テポドン+核」です。これが完成しなくても、途中経過として、日本には届く「ノドン+核」を持つ時が来るかもしれません。その時と「読み間違い」の時期が一致したら・・・
もちろん、北朝鮮に対しては中露などが、米国に対しては日韓などが、米朝決裂を避けるように促すでしょうから、この可能性は低いとは思っていますが、1991年のイラク、1999年のユーゴ、2001年のアフガニスタンに対する米国の行動を見たとき、今後の展開次第で米朝開戦の可能性がゼロとは言い切れないのではないかと思うのです。
まとめです。
現時点では、北朝鮮から戦争を始めることはない。しかし、米国の出方を読み誤り、米国による空爆を誘引するような言動をする可能性はゼロではない。ということです。
2002/01/25
現状では、かつての朝鮮戦争のように北朝鮮がロシアや中国の応援を受け南進を始める、というようなことは有り得ないと思います。
北朝鮮と韓国の戦力比較、そして、その同盟国の状況を考えれば、開戦することにより北朝鮮がタリバンと同じ運命になるということは誰の目にも明らかです。中国に期待できる協力にしても、中立を保ってくれるのが精一杯でしょう。朝鮮戦争の時とは違い、北朝鮮は独力で米韓と戦わなくてはならないわけです。このような状況下では、いくら何でも北朝鮮が開戦することは有り得ないでしょう。
しかし、北朝鮮が戦争をする可能性がまったくゼロかというと、そうとも言い切れないとも思うのです。
北朝鮮はミサイルや核兵器の開発をしてきました。それに対して米国は中止を申し入れ、見返りを与えることで、北朝鮮によるミサイルや核兵器の開発を止めさせようとしています。これが、1994年の米朝枠組み合意、その後の朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)設立から今に至る流れです。
さて、北朝鮮はミサイルや核兵器の開発を完全に断念したのでしょうか?「先軍政治」を標榜する北朝鮮です。おそらくこっそりと開発を続けている、と考えるのが自然だと思います。また、KEDOによる軽水炉プロジェクトに対しても、北朝鮮が協力的であるとは言えません。
一方、米国はブッシュ政権になり、特に911同時テロ以降は、テロ支援国家に対しての姿勢が一段と強硬になっています。そんな米国がいつまでも北朝鮮の「わがまま」を許すでしょうか?
また、偉大な将軍様は、米国内の動きを常にきちんと判断して、許される範囲の「わがまま」だけを言うことができるでしょうか?
そのあたりに「読み間違い」が発生する可能性がゼロとは言えないのではないか、と憂慮するのです。ここで米朝双方に必要とされる「読み」は、彼我の戦力比較というような単純なものではないですから。
もし「読み間違い」が発生した場合、北朝鮮から開戦することは有り得ず、戦争は米国による空爆から始まるでしょう。主戦場は北朝鮮になります。そして、戦争は短期間に決着すると思います。しかし、その間に、何発かのノドンが日本や韓国に飛んでくる可能性もあるでしょうし、かつてオウム真理教がやった程度のテロ行為は日本国内でも行われるでしょう。
また、北朝鮮の開発目標は、米本土にも到達する「テポドン+核」です。これが完成しなくても、途中経過として、日本には届く「ノドン+核」を持つ時が来るかもしれません。その時と「読み間違い」の時期が一致したら・・・
もちろん、北朝鮮に対しては中露などが、米国に対しては日韓などが、米朝決裂を避けるように促すでしょうから、この可能性は低いとは思っていますが、1991年のイラク、1999年のユーゴ、2001年のアフガニスタンに対する米国の行動を見たとき、今後の展開次第で米朝開戦の可能性がゼロとは言い切れないのではないかと思うのです。
まとめです。
現時点では、北朝鮮から戦争を始めることはない。しかし、米国の出方を読み誤り、米国による空爆を誘引するような言動をする可能性はゼロではない。ということです。
2002/01/25
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/142197.html