日本の核燃料再処理、欧州の海汚染か
投稿者: arisugawahiro_0 投稿日時: 2002/05/08 01:46 投稿番号: [141559 / 177456]
TBS Newsi 2002 05/08 01:35:35
日本は原子力発電所から出る使用済みの核燃料の処理をすべて海外に委託しています。しかし、その処理工場がヨーロッパや北極圏の海を汚染して、人々の健康を脅かしていると問題になっています。
イギリス中部にあるセラフィールドは、7つの原子炉と使用済みの核燃料を再処理する工場などをそろえた巨大な原子力施設です。日本からの使用済みの核燃料がプールに貯蔵されています。こちらに貯蔵されているもののうち、3分の1が日本からのものだということです。再処理された使用済み燃料は日本に送り返されますが、再処理などの過程で出てきた放射性物質の一部は海に排出されます。
セラフィールドから海を隔てた対岸にあるアイルランドの東海岸では放射能の値が高まってきています。取材の前日、この海域の海草から他の海域の150倍の放射性物質テクネチウム99が検出されました。安全基準の範囲内ですが、地方議員のモーガンさんは、セラフィールドが長年にわたり住民の健康に深刻な被害を与えてきたと指摘します。
「この地域のガンの発生率は全国平均より常に13%も高いのです。セラフィールドは文字どおり、ここの住民を殺してきたのだと思っています」(モーガン地方議員)
アン・マランさんのご主人、アランさんは3年前、喉頭ガンで42歳で亡くなりました。
「夫は『セラフィールドがガンの原因としか考えられない』と、息を引き取るまでそう叫び続けていました」(アン・マランさん)
セラフィールドが去年の暮れ、新たな燃料工場の操業を始めたのをきっかけに反対運動が活発化しています。アイルランド政府は国際法廷に操業差止めを訴えています。
「アイルランド政府も国民も、イギリスを全く信用していません。だから法的手段に訴えたのです」(アイルランドのジェイコブ産業相)
こうした放射能汚染はイギリスから遠く離れた北極圏のノルウェーの町にまで広がっていました。北極圏のノルウェーのトロムソでは、海水と海草から放射能が検出されています。トロムソにあるノルウェー政府の研究所では海水や海草などの放射能をモニターし続けています。安全基準の範囲内とはいえ、海水に含まれる放射性物質テクネチウム99の値はおよそ4倍に、海草の値は7〜8倍に急増しています。
「1994年にセラフィールドの再処理工場からの放射能が検出されて以来、汚染は増加してきました」(ノルウェー放射能研究所のリンド氏)
ノルウェーでは海草から健康食品を作っていますが、あるメーカーはこれが放射能で汚染されているとして販売を差し止めました。
ノルウェー政府は放射性物質の海中への投棄を止めるようイギリス政府に求めています。
「デンマーク、スウェーデン、そしてフィンランドと行動を共にしようと考えています。放射性物質テクネチウムの排出を止めさせることは可能だと思います。それが我々共通の目的です」(ノルウェー環境省のストレイン副大臣)
こうした中、セラフィールドは、再処理した使用済み核燃料から新たな燃料を作るMOX工場を立ち上げました。セラフィールドを運営するイギリス核燃料会社は、アイルランドやノルウェーの主張に真っ向から反論しています。
「放射性物質の排出はすべてチェックし公表しているのです。安全基準の範囲内で健康に悪影響を及ぼすことはありません」(イギリス核燃料会社のクラーク環境安全部長)
また、日本が将来、MOX工場の有力な顧客になるのではないかと期待を高めています。
「セラフィールドの重要な顧客である日本やドイツは、環境や健康の問題を慎重に考えて欲しいのです」(アイルランドのジェイコブ産業相)
日本は料金を払って危険な物質を外国で垂れ流す形となっており、国際社会の厳しい視線を浴びています。
日本は原子力発電所から出る使用済みの核燃料の処理をすべて海外に委託しています。しかし、その処理工場がヨーロッパや北極圏の海を汚染して、人々の健康を脅かしていると問題になっています。
イギリス中部にあるセラフィールドは、7つの原子炉と使用済みの核燃料を再処理する工場などをそろえた巨大な原子力施設です。日本からの使用済みの核燃料がプールに貯蔵されています。こちらに貯蔵されているもののうち、3分の1が日本からのものだということです。再処理された使用済み燃料は日本に送り返されますが、再処理などの過程で出てきた放射性物質の一部は海に排出されます。
セラフィールドから海を隔てた対岸にあるアイルランドの東海岸では放射能の値が高まってきています。取材の前日、この海域の海草から他の海域の150倍の放射性物質テクネチウム99が検出されました。安全基準の範囲内ですが、地方議員のモーガンさんは、セラフィールドが長年にわたり住民の健康に深刻な被害を与えてきたと指摘します。
「この地域のガンの発生率は全国平均より常に13%も高いのです。セラフィールドは文字どおり、ここの住民を殺してきたのだと思っています」(モーガン地方議員)
アン・マランさんのご主人、アランさんは3年前、喉頭ガンで42歳で亡くなりました。
「夫は『セラフィールドがガンの原因としか考えられない』と、息を引き取るまでそう叫び続けていました」(アン・マランさん)
セラフィールドが去年の暮れ、新たな燃料工場の操業を始めたのをきっかけに反対運動が活発化しています。アイルランド政府は国際法廷に操業差止めを訴えています。
「アイルランド政府も国民も、イギリスを全く信用していません。だから法的手段に訴えたのです」(アイルランドのジェイコブ産業相)
こうした放射能汚染はイギリスから遠く離れた北極圏のノルウェーの町にまで広がっていました。北極圏のノルウェーのトロムソでは、海水と海草から放射能が検出されています。トロムソにあるノルウェー政府の研究所では海水や海草などの放射能をモニターし続けています。安全基準の範囲内とはいえ、海水に含まれる放射性物質テクネチウム99の値はおよそ4倍に、海草の値は7〜8倍に急増しています。
「1994年にセラフィールドの再処理工場からの放射能が検出されて以来、汚染は増加してきました」(ノルウェー放射能研究所のリンド氏)
ノルウェーでは海草から健康食品を作っていますが、あるメーカーはこれが放射能で汚染されているとして販売を差し止めました。
ノルウェー政府は放射性物質の海中への投棄を止めるようイギリス政府に求めています。
「デンマーク、スウェーデン、そしてフィンランドと行動を共にしようと考えています。放射性物質テクネチウムの排出を止めさせることは可能だと思います。それが我々共通の目的です」(ノルウェー環境省のストレイン副大臣)
こうした中、セラフィールドは、再処理した使用済み核燃料から新たな燃料を作るMOX工場を立ち上げました。セラフィールドを運営するイギリス核燃料会社は、アイルランドやノルウェーの主張に真っ向から反論しています。
「放射性物質の排出はすべてチェックし公表しているのです。安全基準の範囲内で健康に悪影響を及ぼすことはありません」(イギリス核燃料会社のクラーク環境安全部長)
また、日本が将来、MOX工場の有力な顧客になるのではないかと期待を高めています。
「セラフィールドの重要な顧客である日本やドイツは、環境や健康の問題を慎重に考えて欲しいのです」(アイルランドのジェイコブ産業相)
日本は料金を払って危険な物質を外国で垂れ流す形となっており、国際社会の厳しい視線を浴びています。
これは メッセージ 141558 (arisugawahiro_0 さん)への返信です.
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