chottomato2さんへ >ふつうの人
投稿者: kisimenjp 投稿日時: 2002/02/15 00:06 投稿番号: [135369 / 177456]
殊勝なご挨拶からまた難しいつぶやきを投げかけられ
どうしたものでしょうか。
あなたへのレスにかこつけて自分の言い分を述べるだけで
良い知恵などある筈がない。
そこでまた自らに問いかけながら、あなたに似合いそうなつぶやきを。
今日NHKでハンセン病患者のドキュメントをみた。
病で「声」もかすか「眼」は奪われ「手の指」もなく
六十年を超える時間を療養施設に閉じ込められて、ようやく国の和解により
故郷津軽を訪ねる人の心のつぶやきだった。
十五歳で発病、親の涙に送られ、只一人夜汽車で施設に向かう。
世の動きから隔離され、青春の喜びには無縁、ただ自分の心と向き合い
呪い苦しみ絶望の淵を彷徨い、気の遠くなる時間に耐えて、
「詩」と出会い、津軽の心を詠う。
幼い頃の思い出の地にうら若い韓国の乙女と、心を通わせながら
津軽の匂いを確かめ、父母の眠る仏壇の前で失われた眼に心の涙を流す。
この人にとり「弱肉強食」もなく、「自由主義経済社会」とも縁は無い。
「報酬」による贅沢も関係ない。
不満や不足、我慢だけは誰にも負けないであろう。
「そのために死んでしまう人もいる。」はむしろ簡単な選択だったろう。
>この『差』。
その人はその「差」をなんで埋めたのであろうか!
細く密やかな声は、不思議に明るい心の響きを持っていた。
>人間だから「慈悲」もあるはず・・・
社会の差別で肉親からも遮断されながら、朝鮮人の乙女に
社会で出会うであろう苦しみに、慈悲の眼で接する。
>わたしは・・・なんとなく・・・つらい・・・
>(何ができるというわけでも無いですが・・・)
もっと辛い思いの人は残念ながら沢山います。
わたしもこのところちょと辛いことがあります。
でもこの掲示板で自分なりのつぶやきを投げかける事で
不思議に人に優しくなれる。
あなたのやさしさはきっと誰かが、楽しみにしたり、共感を
覚えたりして見ていると思います。
それに磨きをかけなさい、つらくとも耐えて、投げ出さず
その中のウソを削ぎ落とし、人の為とかいて。偽りと読むと
前に書きましたね、けっして簡単な道のりではありません。
テレビでの映像は巧く表現できませんが、らい病に犯され
その戦いを行き抜いた壮絶なお顔は、一般的な美しさと違う
心の美しさを湛えていました。
戦争によって目覚めた、人への愛や優しい思いやりも
戦いは必要かもしれません。
これは メッセージ 135276 (chottomato2 さん)への返信です.
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