Re.しあわせ
投稿者: kamemusi48 投稿日時: 2002/02/08 00:03 投稿番号: [134563 / 177456]
「ひとはいう、飲んで食え、きみの所有をよろこべ、と。
だがどうして飲み食いできようかか、もしぼくの食うものが飢えたひとからかすめたもので
飲む水が、かわいたひとの手の届かぬものだとしたら?
それでもぼくは食い、ぼくは、飲む。」
ナチスドイツに抵抗して文学活動を続けた、ドイツの詩人・劇作家ベルトルト・ブレヒトの「あとから生まれるひとびとに」という、長い詩の一節です。
野村修訳
この詩の最後の3節は
きみたち、ぼくたちが沈没し去る高潮からうかびあがってくるだろうきみたち、
思え
ぼくたちの弱さをいうときに\この時代の暗さをも。
じじつぼくたちは、靴よりもしばしば国をはきかえて
絶望的に、階級間のたたかいをくぐっていったのだ
不正のみあって、怒りが影をひそめていたときに。
とはいえぼくたちは知っている
憎しみは、下劣なものにたいするそれですら顔をゆがめることを。
怒りは、不正にたいするそれですら声をきたなくすることを。ああ、ぼくたちは
友愛の地を準備しようとした僕たち自身は
友愛をしめせはしなかった。
しかしきみたち、いつの日かついに
ひととひととが手を差し伸べ合うときに
思え、ぼくたちを\ひろいこころで。
ブレヒトからみれば私たちは「高潮から浮かび上がった」人々にあたるわけですが。
また「暗い時代」が訪れそうですね。
でもひとひととが手を差し伸べ合わなければいけませんね。
これは メッセージ 134473 (chottomato2 さん)への返信です.
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