憲法改正私案
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2002/02/06 18:41 投稿番号: [134243 / 177456]
>ヨーダの護憲論だけが頼りでしたが、
>ヌケさんの方がしっかりなさってるような。(笑)
といわれても…私は別に護憲論者でもないので(^^;。
>ただ<看板そのものを掛け替えるという理由であるときだけ>という意味が解かりません。
日本国憲法は、その「日本国の理想」を表す前文と、最高法規たる基本法を表す条文が
合わさった二面性をもつものだと私は解釈しています。
例えば「護憲」を主張する人の多くは、「改憲」によって日本の理想が壊されてしまうと
考える人が多いですよね。日頃、自衛隊を解体すべきだと主張している訳でもないのに、
改憲し「自衛権」を条文に盛り込むことには抵抗がある、とか(これ、私のことですが)。
逆に改憲を主張する人が執拗に「自衛隊の合憲化」「集団的自衛権への言及」などを
求めているかというと、つまるところ日本国憲法には「国会両院の総議員の2/3の
賛成」+「国民投票の過半数」という過酷な改正条項があり、一度に変えられるだけ
変えてしまわないと次に改憲を行えるチャンスは50年後だと思っている節があります。
例えば今回の改正では「知る権利」などの新しい基本的人権を盛り込んだりするような
小規模な改正のみを行い、自衛隊や集団的自衛権については今後の議論が尽きた後に
また…という発想にならないのは、改憲の手続きを定めた憲法第九十六条にあるものだと
私は思います。
故に、私的改憲案として、
1.日本国憲法を国の理想である「憲法」と、最高法規としての「基本法」にわける。
「憲法」には今の憲法前文を基本に国のあるべき理想の姿を描き、改定には両院の
総議員の2/3の賛成による発議を行い、国民投票の過半数の賛成を必要とする。
また、「日本国の基本法並びに全ての法規・条約は、これらの理想を実現するために
立法・制定されねばならない」という一文を最後に加える。
…あー、あと現憲法の第一章もこちらに含めても良いかもしれない(^^;。
2.現憲法の残りの条文を「日本国基本法」として、憲法(前文の方)以外の全ての
法律・条約の上に立つ最高法規とする。
3.「日本国基本法」については現憲法の各条文をそのまま引き継ぐが、96条のみ
下記のように改正する。
現在
第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
私案
第96条 この基本法の改正は、両議院の過半数の賛成による可決を必要とする。この投票は秘密投票とする。
これで後は国会にお任せするんです。
今のように連立与党が両院で過半数を握っている今、自衛隊の合憲化だろうが、集団的
自衛権の明記だろうが、海外派兵だろうが、まあいずれは「基本法」に載るかもしれません。
しかし、やりすぎれば必ず選挙では反対政党が伸び、そういった条文を削除するような
基本法改正も行われるようになります。
それに、こうやって憲法が「不磨の大典」でなくなれば、憲法に対するスタンスの
全く違う議員が一つの政党に同居したり、連立を組んだりできなくなりますよね?
もっと日本の国家をどうするかという議論が真剣味を帯びてくるように思います。
これで(例えば)自民党が好き放題憲法(基本法)を改正しまくり、それでもなお
次の選挙で自民党(+協力政党)が過半数を占めるようであれば、日本はそれが相応しい
国だというだけのことです。今は、正直言えば、「日本の進路」を自民党に託すために
選挙で自民党に投票しているという人は少ないかと思いますが、こう憲法を改正すれば、
選挙で日本の基本法が全く変わってしまうかもしれないのですから、単に「名前をよく聞くから」
とか「親の世代から後援会に」などという理由で自民党に投票するような人も減るでしょうね。
このように「憲法=国の理想」という看板を一度下ろし、「憲法=国の理想」&
「基本法=最高法規」という新しい看板を掛ければ?というのが私のスタンスです。
>ヌケさんの方がしっかりなさってるような。(笑)
といわれても…私は別に護憲論者でもないので(^^;。
>ただ<看板そのものを掛け替えるという理由であるときだけ>という意味が解かりません。
日本国憲法は、その「日本国の理想」を表す前文と、最高法規たる基本法を表す条文が
合わさった二面性をもつものだと私は解釈しています。
例えば「護憲」を主張する人の多くは、「改憲」によって日本の理想が壊されてしまうと
考える人が多いですよね。日頃、自衛隊を解体すべきだと主張している訳でもないのに、
改憲し「自衛権」を条文に盛り込むことには抵抗がある、とか(これ、私のことですが)。
逆に改憲を主張する人が執拗に「自衛隊の合憲化」「集団的自衛権への言及」などを
求めているかというと、つまるところ日本国憲法には「国会両院の総議員の2/3の
賛成」+「国民投票の過半数」という過酷な改正条項があり、一度に変えられるだけ
変えてしまわないと次に改憲を行えるチャンスは50年後だと思っている節があります。
例えば今回の改正では「知る権利」などの新しい基本的人権を盛り込んだりするような
小規模な改正のみを行い、自衛隊や集団的自衛権については今後の議論が尽きた後に
また…という発想にならないのは、改憲の手続きを定めた憲法第九十六条にあるものだと
私は思います。
故に、私的改憲案として、
1.日本国憲法を国の理想である「憲法」と、最高法規としての「基本法」にわける。
「憲法」には今の憲法前文を基本に国のあるべき理想の姿を描き、改定には両院の
総議員の2/3の賛成による発議を行い、国民投票の過半数の賛成を必要とする。
また、「日本国の基本法並びに全ての法規・条約は、これらの理想を実現するために
立法・制定されねばならない」という一文を最後に加える。
…あー、あと現憲法の第一章もこちらに含めても良いかもしれない(^^;。
2.現憲法の残りの条文を「日本国基本法」として、憲法(前文の方)以外の全ての
法律・条約の上に立つ最高法規とする。
3.「日本国基本法」については現憲法の各条文をそのまま引き継ぐが、96条のみ
下記のように改正する。
現在
第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
私案
第96条 この基本法の改正は、両議院の過半数の賛成による可決を必要とする。この投票は秘密投票とする。
これで後は国会にお任せするんです。
今のように連立与党が両院で過半数を握っている今、自衛隊の合憲化だろうが、集団的
自衛権の明記だろうが、海外派兵だろうが、まあいずれは「基本法」に載るかもしれません。
しかし、やりすぎれば必ず選挙では反対政党が伸び、そういった条文を削除するような
基本法改正も行われるようになります。
それに、こうやって憲法が「不磨の大典」でなくなれば、憲法に対するスタンスの
全く違う議員が一つの政党に同居したり、連立を組んだりできなくなりますよね?
もっと日本の国家をどうするかという議論が真剣味を帯びてくるように思います。
これで(例えば)自民党が好き放題憲法(基本法)を改正しまくり、それでもなお
次の選挙で自民党(+協力政党)が過半数を占めるようであれば、日本はそれが相応しい
国だというだけのことです。今は、正直言えば、「日本の進路」を自民党に託すために
選挙で自民党に投票しているという人は少ないかと思いますが、こう憲法を改正すれば、
選挙で日本の基本法が全く変わってしまうかもしれないのですから、単に「名前をよく聞くから」
とか「親の世代から後援会に」などという理由で自民党に投票するような人も減るでしょうね。
このように「憲法=国の理想」という看板を一度下ろし、「憲法=国の理想」&
「基本法=最高法規」という新しい看板を掛ければ?というのが私のスタンスです。
これは メッセージ 134221 (yoursong319 さん)への返信です.
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