Re: :-)
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2001/12/18 23:31 投稿番号: [126347 / 177456]
すみません、私も皮肉が過ぎました。
私の愛読書の「ローマ人の物語」(全十五巻、現在九巻まで刊行、塩野七生著)ですが、
これはかなりおすすめです。
ローマ帝国というのは現代のヨーロッパ文明の根幹であり、今のヨーロッパの
高校生は歴史の授業で必ずローマ史を習うそうですが(ほんとかな?)、
日本人はローマ史をほとんど習わないために欧米人と日本人の間の基礎的教養の
部分でのギャップが生まれるのだと私は思います。
例えば、ユダヤ人の話だけではなく、
今のドイツの大部分はこの時代にはゲルマン民族(辺境の蛮族でした)の住む深い森で、
ライン川を国境にローマ世界には混ぜてもらえない土地だったとか。
ユリウス・カエサルの侵攻以後、徐々にローマ世界の仲間入りをしたイギリスは、
その当時は同じような蛮族であったにも関わらず、今でもドイツ人を軽蔑するタネに
この時代のことを持ち出し、チャーチルはヒトラーを「ライン川の向こうの野蛮人」と
呼んだのだそうです。またイギリス人は世界で一番ローマ文明を熱心に研究する国民だそうで、
よほど「ローマ世界の仲間入り」が彼らの誇りの源泉になっているのでしょうね。
同じチャーチルの言葉に「大英帝国の歴史は、カエサルがドーバー海峡を渡ったときに
始まった」というものがあるそうです。
「ローマ人の物語」を読んでこの辺の歴史に興味を持ち、いろいろな視点を学びました。
chottomatoさんももし良ければ読んでみてはいかが?
これは メッセージ 126345 (chottomato2 さん)への返信です.
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