nothingにされた空爆5
投稿者: hana_2001_jp 投稿日時: 2001/12/12 09:46 投稿番号: [124559 / 177456]
> >今日は、西側支持、反タリバンのムジャヒディン司令官、ハジ・ザマン・ガムシャ
> リクの
> >家で始まった。彼は慎重に米政府から物資と資金の調達を受けている。その前日、
> 私は
> >ジャララバードの死体安置所へと彼に同行した。そこには、役所で寝ている間に米
> 軍の爆
> >撃を受けて死んだザマン司令官のムジャヒディン戦死達のずたずたになった7体の
> 死体が
> >安置されていた。そして今同じことがまた起こった。
> >
> >3台のトラックの荷台に乗せられて、もう7人のムジャヒディンの血まみれの死体
> がもう
> >7体。彼等はランディ・キール(Landi
> Khiel)の村の宿で眠っていたところ、昨日
> の朝
> >6:30頃爆撃にやられて死んだ。
> >
> >ザマン司令官は、何年も山の中でソ連と戦った誇り高く堂々とした男だ。だが、彼
> があれ
> >ほど弱々しく見えたのは初めてだ。「こいつらは昨日私が送ったんだ。警備のため
> に。」
> >そうつぶやいた。
> >
> >それでも、司令官は私達にムジャヒディンの護衛を同行させてくれた。そして、私
> 達はラ
> >ンディ・キールへと出発した。始めの7人の戦士達が死んだ役所の残骸を見た。そ
> して昨
> >日の朝7人が戦死した宿も。その宿であった瓦礫となった民家には「無」
> (nothing) の小
> >さな破片があった。小型爆弾の尻尾だった。「地表攻撃ミサイルAGM114」と
> >232687の連番の文字が刻まれていた。わらぶき屋根の残骸に半分程埋まって
> いた。
> >そこではファジル・カリームとその兄弟、マホモール・グーラブ、その甥、ハシズ
> ・ウ
> >ラーの3人が死んだ。「彼等は家族だった。ごく普通の。」一緒にいた現地の長
> 老、ハ
> >ジ・モハッメド・ナジールが言った。「彼等はテロリストじゃなかった。テロリス
> トは向
> >こうの山の中だ。」
> >
> >私達は続いてホワイトマウンテンの方へ向かって進んだ。そこでは何百というアル
> カイダ
> >のメンバーと恐らくウサマ・ビンラディン自身もトラボラの洞くつに隠れている。
> Bー52
> >が空高く飛んでいた。谷間からもくもくとした黒い煙りが上っているのが見えた。
> あそこ
> >では確かに何かが起きている。そして、私達は廃虚と化したカマアドに到着した。
> 哀愁の
> >こもった残骸の中にひとつだけ困った物を見つけた。弾丸ベルトのついた古い革製
> のホル
> >スターだ。あの晩アルカイダのメンバーの何人かがここで一夜を過ごし、それを
> 知った米
> >軍が狙ったというのも考えられる。
> >
> >しかし、22年間も内戦が続いているのだから、アフガニスタンのどの家庭にも軍
> の遺物
> >はあるだろう。それに村人はここ2週間はアラブ人もタリバン兵士も誓って見ていな
> いと
> >言っている。確かに新しい40の墓穴をうめるだけのテロリストはいなかったはず
> だ。誰
> >かが教えてくれた。墓穴に入っている死体のいくつかは完全なものではなく、体の
> 一部分
> >だけのもあるそうだ。
> >
> >この「何も起こらなかった」村では白人は怒りで迎えらるだろうと警告を受けて来
> たが、
> >そこで私の出会ったものは、絶望と困惑だった。私は恐い思いをした時が一度だけ
> あっ
> >た。米軍のBー52が頭上を飛んで来た時だ。私達は列を止め、車から這い出て両側
> の原野
> >に急いで散った。機体はゆっくりと旋回した。私は電子の目が、その道を走ってい
> た唯一
> >の車だった自分達を見ているということを意識していた。そして、皆の安心したこ
> とに、
> >その爆撃機は進路を変えて飛び去っていった。
> >
> >街を出る前、ジャララバードのアメリカ人の同僚がペンタゴンに電話して、私達が
> 「何も
> >起こらなかった」村まで行くことを知らせておいたのだ。もしあの電話がなかった
> ら、こ
> >の鏡の中の世界にいる時、B−52は私達の車に何をしただろうかと思わずにはいら
> れな
> >い。おそらく私にも「何も起こらなかった」のだろう。
> リクの
> >家で始まった。彼は慎重に米政府から物資と資金の調達を受けている。その前日、
> 私は
> >ジャララバードの死体安置所へと彼に同行した。そこには、役所で寝ている間に米
> 軍の爆
> >撃を受けて死んだザマン司令官のムジャヒディン戦死達のずたずたになった7体の
> 死体が
> >安置されていた。そして今同じことがまた起こった。
> >
> >3台のトラックの荷台に乗せられて、もう7人のムジャヒディンの血まみれの死体
> がもう
> >7体。彼等はランディ・キール(Landi
> Khiel)の村の宿で眠っていたところ、昨日
> の朝
> >6:30頃爆撃にやられて死んだ。
> >
> >ザマン司令官は、何年も山の中でソ連と戦った誇り高く堂々とした男だ。だが、彼
> があれ
> >ほど弱々しく見えたのは初めてだ。「こいつらは昨日私が送ったんだ。警備のため
> に。」
> >そうつぶやいた。
> >
> >それでも、司令官は私達にムジャヒディンの護衛を同行させてくれた。そして、私
> 達はラ
> >ンディ・キールへと出発した。始めの7人の戦士達が死んだ役所の残骸を見た。そ
> して昨
> >日の朝7人が戦死した宿も。その宿であった瓦礫となった民家には「無」
> (nothing) の小
> >さな破片があった。小型爆弾の尻尾だった。「地表攻撃ミサイルAGM114」と
> >232687の連番の文字が刻まれていた。わらぶき屋根の残骸に半分程埋まって
> いた。
> >そこではファジル・カリームとその兄弟、マホモール・グーラブ、その甥、ハシズ
> ・ウ
> >ラーの3人が死んだ。「彼等は家族だった。ごく普通の。」一緒にいた現地の長
> 老、ハ
> >ジ・モハッメド・ナジールが言った。「彼等はテロリストじゃなかった。テロリス
> トは向
> >こうの山の中だ。」
> >
> >私達は続いてホワイトマウンテンの方へ向かって進んだ。そこでは何百というアル
> カイダ
> >のメンバーと恐らくウサマ・ビンラディン自身もトラボラの洞くつに隠れている。
> Bー52
> >が空高く飛んでいた。谷間からもくもくとした黒い煙りが上っているのが見えた。
> あそこ
> >では確かに何かが起きている。そして、私達は廃虚と化したカマアドに到着した。
> 哀愁の
> >こもった残骸の中にひとつだけ困った物を見つけた。弾丸ベルトのついた古い革製
> のホル
> >スターだ。あの晩アルカイダのメンバーの何人かがここで一夜を過ごし、それを
> 知った米
> >軍が狙ったというのも考えられる。
> >
> >しかし、22年間も内戦が続いているのだから、アフガニスタンのどの家庭にも軍
> の遺物
> >はあるだろう。それに村人はここ2週間はアラブ人もタリバン兵士も誓って見ていな
> いと
> >言っている。確かに新しい40の墓穴をうめるだけのテロリストはいなかったはず
> だ。誰
> >かが教えてくれた。墓穴に入っている死体のいくつかは完全なものではなく、体の
> 一部分
> >だけのもあるそうだ。
> >
> >この「何も起こらなかった」村では白人は怒りで迎えらるだろうと警告を受けて来
> たが、
> >そこで私の出会ったものは、絶望と困惑だった。私は恐い思いをした時が一度だけ
> あっ
> >た。米軍のBー52が頭上を飛んで来た時だ。私達は列を止め、車から這い出て両側
> の原野
> >に急いで散った。機体はゆっくりと旋回した。私は電子の目が、その道を走ってい
> た唯一
> >の車だった自分達を見ているということを意識していた。そして、皆の安心したこ
> とに、
> >その爆撃機は進路を変えて飛び去っていった。
> >
> >街を出る前、ジャララバードのアメリカ人の同僚がペンタゴンに電話して、私達が
> 「何も
> >起こらなかった」村まで行くことを知らせておいたのだ。もしあの電話がなかった
> ら、こ
> >の鏡の中の世界にいる時、B−52は私達の車に何をしただろうかと思わずにはいら
> れな
> >い。おそらく私にも「何も起こらなかった」のだろう。
これは メッセージ 124558 (hana_2001_jp さん)への返信です.
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