>>>アフガンは’国’なのか?
投稿者: hisatoakitoharu 投稿日時: 2001/12/04 01:03 投稿番号: [121900 / 177456]
>恐怖に対する結束が社会を作ったのです
もちろん,それもあると思います。
でも,社会を形成するのは,もっと本能的なものではないでしょうか?
たとえば,今西さんのニホンザルの研究によれば,
ニホンザルの集団は明らかに<社会集団>といえます。
上下関係がはっきりした社会階層もあります。
でも,おなじサルでも,人間に近いオランウータンは集団を作りません。家族も作りません。
ゴリラは,集団は作らないが,家族で仲良く暮らしているようです。
シートンの動物記の狼王ロボは,愛妻を持って,しかも集団のリーダーです。
この狼たちの集団は,わりと人間社会に近いです。
(もっとも,これはシートンの脚色が入っていますが。)
飢えや災害といった自然から受ける破滅的な力は,
人間だけにおそってくるものではありませんから,
上の動物たちも人間も,恐怖の質は変わらないはずです。
にもかかわらず,その生涯を主に単独で生活することによって,
環境に適応している種もたくさんいるのです。
したがって,
>恐怖に対する結束が社会を作ったのです
とは言い切れません。
現生人類が現れてから約四万年くらいになるそうですが,
国家が形成されるのは,だいたい五千年前くらいからで,
それまでの人間社会は<国家>なしでやっていたのですから
<国家>という仕組みは,人間社会にとって,必ずしも必要なものでないことはわかります。
・・・必然かどうかはわかりません。
(歴史上に生起することは何らかの必然性がある,と云う意味では,必然です。)
>、究極的には、その様な <共同体>は要らないと考えます
それは,無理です。
たとえば,人間の生産と分配の過程は,分業でしか成り立ちませんから,
かならず,共同作業が必要であり,それを維持するためには,共同体が必要です。
(ロボットに全部やらせるかな。人間は寝て食ってSEXするだけ。)
>もし、’恐怖’が無くなれば
恐怖がなくなることはありません。環境から来る恐怖はなくなっても,
人間関係が作り出す恐怖は,なくなりそうにありません。
特に怖いのは<愛憎>というやつです。
(なんか口調が溜池教授に似てきたような気が・・・・はぁぁ<tameiki)
これは メッセージ 121856 (ttwz_x さん)への返信です.
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