そこまで大げさなことですか?
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2001/11/29 14:52 投稿番号: [120418 / 177456]
>このカードを斬ったとき、米国は世界制覇の野望と米国民の存亡を賭けた博打に出る。それは米国にとって脅威のない世界と永劫まで続く繁栄なのだ。
ABM制限条約自体、「相互確証破壊」の保証という考え方をベースにしています。
つまり、核ミサイルを用いれば核による反撃で米ソ両国とも全滅する。
しかし、ミサイルを完全に防御できれば自国は無傷で相手を殲滅できる。
故にミサイルの防御策に制限を加え、「死なば諸共」で核ミサイル戦争を防ごうというわけです。
しかし、もはやアメリカとロシアがそれぞれの国に向かって大陸間弾道弾を撃つという
核ミサイル戦争は現実的なストーリーではなくなりました。
つまり、「相互確証破壊」の保証をベースとした核ミサイル戦争防止そのものが
現実的でなくなったということです。
考えても見てください。ABMを持っていないと、テロリストによる核テロを防げるのでしょうか?
ロシアがNMD構想に強行に反対するのは、現在、まだ多数のミサイルが
いつでもロシア目がけて飛んできかねない状況にあるからでしょう。
しかし、「牧場会談」の成果であるミサイルの大幅削減に成功すれば、
ABM条約自体がさらに意味を失っていくことは自明ではないでしょうか?
ABM条約脱退自体をアメリカの国際協調無視という観点で非難するのはわかりますが、
それ以上のなにものでもないような気がしますが…。
世界制覇とか米国民の存亡とか言われてもピンとこないばかりか大げさに騒ぎすぎだと
思わずにいられません。
これは メッセージ 120415 (gomen7cyousuke さん)への返信です.
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