対米全面テロ

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「世界支配」

投稿者: m_15_41 投稿日時: 2001/11/15 05:16 投稿番号: [116677 / 177456]
「支配」の定義にもよるだろうが、欧米というよりも
カトリック及びそこから派生したプロテスタントが社会の主流となっている地域の
(以下、便宜的に「西欧キリスト教文化圏」と呼ぶ)
先進国による世界支配は再現ではなく以前から実現しており、
今後も当面は崩れる可能性は無い。

同じ一神教といってもギリシャ正教やイスラム教は諸派の寄り合い所帯であり、
カトリックのような中央集権体制は無い。

カトリックは三位一体に関わる教義上の理由で他に類例のない中央集権体制を確立し、
一時的にせよ西欧世界において価値基準の統一を成し遂げた。

この歴史的な成果が今、非常に大きな意味を持っている。
(現在の人間が手を出せない歴史的な産物だからこそ意味がある。)

西欧キリスト教文化圏においてはカトリック、プロテスタント、無神論者を問わず、
個々の部分について立場の違いはあっても
共通理解としてその根底にカトリックの基準が存在している。

だからこそ立場の違う者の間で議論が成立し、
社会的なレベルで演繹的な方針転換が可能になっている。

西欧キリスト教文化圏以外の地域では
立場の異なる者同士の間に基準となり得るものが無いため
力関係による利益考量しかできず、
個人のイニシアチブが発揮できるレベルでは演繹的な方針転換ができても
社会的なレベルでは帰納的な方針転換しかできない。

経済も理性も科学も手段であって目的ではない。
(一部の仕事人間や研究者には違うだろうが)
これらを基準にしようとしても皆自分の都合に合わせて好きなように合理化できてしまう。

もう一つの強みは現に世界を支配しているということだ。
支配する側だからこそ変革を打ち出すことができる。
支配される側から同じことを言っても秩序の破壊者として弾圧されるか無視されるだけである。

別に彼らが正義であり、完全無欠だと言っている訳ではない。
しばしば傲慢であり、多くの問題を抱え、多くの人々を踏みにじってきた(いる)のは間違いない。
しかしながら人類が破滅への道から方向転換できるとすれば、その現実的な可能性を持つのは
残念ながら西欧キリスト教文化圏しか無いということだ。

つまり西欧キリスト教文化圏以外の人間にとっては認めたくないことだが、
今後共、西欧キリスト教文化圏に属する先進国の
ご指導の下にしか世界は存続できそうにないのである。
(日本は今後も世界に引きずられる国でしかありえないということでもある)

イスラム教シーア派に関して言えばイラン一国内に限れば少しは可能性はあるかもしれないが、
それ以上の国際的な広がりは持ち得ず、
(他の地域では少数派であるのに加え、カトリックのような構造的な中央集権体制を持たないため、
複数の国家にまたがれば複数の諸派の寄り集まり以上ではなくなるだろう。)
西欧キリスト教文化圏からの絶えざる圧力によって健全な発展は望めそうもない。

誰も認めたがらないが、実は多くの人が意識していることではある。
その証拠は日本におけるSFを見れば明らかだ。

殆どが人類の進化ないし人類外知的生命とのファーストコンタクトに行き着くか、
その周囲でダンスを踊っている。
後はせいぜい現実的な問題解決を回避した主観的な自己完結が有る程度。

つまり現行秩序をリセットして新たな秩序ないし基準が外からやってくる以外に
打開策が見当たらない訳だ。

独裁と神は認める訳にいかないしね。

欧米のSFにも同様な作品はあるが全体の中では一部でしかない。
彼らには現状の延長上で何とかなりそうな展望が見えているのだ。
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