対米全面テロ

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れ:タリバンについて>kuronekoさん

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2001/11/05 13:25 投稿番号: [112241 / 177456]
タリバンについてはいまやっと原著「Taliban」をちびちびと読んで勉強しているところです。他のアフガン有識者の方がご存知だと思うのですが…私の憶測を言わせてもらいますとこうです。

ソ連撤退後はアメリカの支援のもとタリバンが北部同盟を政権から追いやったはずですが、それはまだ先の話で、ソ連撤退直後の時点では、ソ連を追い返した政権=親欧米政権として国連は北部同盟を承認したのでしょう。

ソ連はこのときアフガンに侵攻した負い目から拒否権が発動できなかったのかもしれません(この辺はどのような決議が出されたのか調べてみたいです)。人道的に問題?そんなのNATOのトルコ加盟同様、”恒久の自由”を守る大儀のために、西側先進国によって無視されたのです。

さて、いざ北部同盟は承認されたが米ユノカル社によるアフガン・パイプライン計画についてはアメリカ側の条件を呑みませんでした。これに対してタリバンが攻勢を始めるのをアメリカは注意深く見守り、タリバン側と接触したときにタリバン側の方が国益に合致することを確認します。

一転してタリバンを支援し始めたアメリカに対し、ロシアはアメリカにアフガン地域での覇権を渡さないために、ノンポリ承知で北部同盟の支援に転じ、アメリカはそれに対抗するために水面下でのタリバン支援を強化させます。

アメリカの思惑としてはタリバンによって北部同盟を倒させ、自国に有利な交渉を展開し、アフガンの利権を独占することでした。しかし米ユノカル社に強力なライバルが出現。それがアルゼンチンの巨大石油企業ブリダスで、タリバンはアメリカとアルゼンチンを両天秤にかけはじめたと。そしてそれがアメリカの逆鱗に触れ、タリバンを倒して(または倒させて)パワーポリティクスで北部同盟にユノカルを受け入れさせる方向に至ったのが、現在までの経緯なんじゃないでしょうか。

つまり、二大超大国間の日和見主義的な小競り合いにタリバンも北部同盟も翻弄されたということです。これまで読んでるだけでも、アフガンは本当に有史以来弄ばれてきた地のようです…。でも、いま翻弄されてるのはアメリカの方ですけどねー♪

お粗末さまでしたm(__)m
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