対米全面テロ

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国際的事件の狭間で

投稿者: wicky2100 投稿日時: 2001/11/04 13:17 投稿番号: [111804 / 177456]
  今からおよそ6年前、私はニューヨークの貿易センタービルに登ったことがある。その前にイスラム過激派による爆破テロがあっただけに、登る前のエスカレーターにはものものしい警備の関係者が、私達の荷物のチェックや、パスポート等によるID確認が行われていた。あのビルを目の前に見て、アメリカ経済の大きさ、幅の広さを実感させられる思いがした。遠方にエンパイアーステートビルが、足元にメリルリンチやアメリカンエクスプレスといった、これも相当大きなビルが鳥瞰できた。帰りのJFK空港から飛び立った飛行機から見えた2本の大いなる塔は、霧に包まれながらも、蜃気楼のように一番最後まで消え去ることはなかった。
  私にとって貿易センタービルはセンチメンタルな旅情に包まれた良き思い出であるが、そのビルがもはやこの世に存在しなくなってしまったことに強い衝撃を覚えたのは私だけではあるまい。まさに超大国アメリカの象徴が一瞬にして、瓦解し崩壊してしまったのである。
  アメリカは今アフガニスタンに潜伏しているというオサマ・ビン・ラデイン氏とその組織アル・カイーダ、さらにその支援をするタリバーン政権に空爆及び地上作戦を実行している。アフガニスタン自体が途上国であり、そこに2億円以上もするトマホークミサイルをアラビア海から打ち上げ爆発させるのは、あまり戦略的に効率的なこととは思えないし、人道的にも市民の殺戮行為を行っているわけであるから非難の声も上がろう。ことにイスラム諸国の反発はアメリカの今後の戦略に大きな支障をきたすことだろう。それこそまさにテロ組織の呪縛の罠にはまってしまうことになる。
  一方アメリカ国内やパキスタンなどでは炭そ菌による郵便物テロが相次いでいる。また、飛行機利用者が少なくなって、世界の航空業界は非常に困った状況になっている。アメリカはまず、獅子身中の虫を全力を挙げて除去すべきだと思う。徹底的に炭そ菌を培養するための施設や、アジト等を叩き、国際的ネットワークに壊滅的打撃を与えるべきだと思う。そのためには地道な努力と忍耐力とが必要となろう。それだけのパワーをアメリカは持っているはずだと私は信じている。
  最悪のシナリオとして、アメリカ対イスラム世界ということが考えられる。パキスタンの隣国にはインドがあり、これまで核の軍拡競争をしてまで争った経緯がある。カシミール問題がそれだ。またイスラエルではパレスチナ自治区問題が以前から新聞を賑わせている。これらの問題が三つ巴になって発生した場合、さしものアメリカも処方箋の出しようがなくなってしまう。このような事態にならないようアメリカおよびイスラム周辺諸国には細心の外交努力をしてもらわねばならない。
  さてここで日本に目を向けてみよう。日本では、いたずら等による「白い粉」騒ぎが電車の中でなど起こっているようだ。アメリカのヒステリーが日本にも蔓延している良い証拠だ。今回のニューヨークの事故で、多くの日本人が死亡している。無差別テロは絶対に容認され得ぬものである。自衛隊を人道的支援派遣することに対して、私は賛成したい。テロリスト等攻撃から大勢の市民を守るために自衛隊や警察は存在するのである。国際的協調体制のもとに国際社会は進行するのである。憲法解釈論議に時間をとっても何の意味も持たぬアナクロニズム論争になるだけだ。問題は日本がその地域でどのような行動をとるかだ。それによって、日本の国際的ステータスが飛躍的に向上するか、または前の湾岸戦争のようにクソミソにいわれるか、どちらかであろう。
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