metaloさんへ これどう思う?
投稿者: yagyuukenn 投稿日時: 2001/11/03 15:26 投稿番号: [111291 / 177456]
metaloさんへ
このエジプト・ムバラク大統領の発言をどう思う?
是非、答えが聞きたいぞ。
エジプトのホスニ・ムバラク大統領は在職20年間にわたって、テロと対峙してきた。アンワル・サダト前大統領を暗殺したイスラム過激派に、命を狙われたこともある。
今回の対テロ戦争で、ムバラクはアメリカを公然と支持。舞台裏でも、情報提供はもちろん、米軍機の領空飛行を許可するなど、さまざまな形でアメリカに協力している。
だがその一方で、中東全体の安定を図るためには、和平プロセスの進展が不可欠だと主張している。
http://www.nwj.ne.jp/
――アメリカの対テロ戦争を今後も支持するのか。
アメリカを支持している。
――アメリカの対応は正しいと思うか。
正しいと思う。われわれもテロに苦しんだから、理解できる。
――アメリカ国内には、テロリストの潜伏を許しているイラクなどの国々も攻撃すべきだという声もある。
戦線を広げてはならない。そんなことをすれば、アラブ世界だけでなく、国際世論の反発を招くだろう。
――同時多発テロのような事態を予想していたか。
まさか。ショックだった。
――アメリカはウサマ・ビンラディンを捕獲できると思うか。
捕まえたら拍手を送ろう。
――アルカイダにはなぜ、(最高幹部の)アイマン・アル・ザワヒリをはじめ、エジプト人が多いのか。
ザワヒリはかつて、アフガニスタンでアメリカに雇われたムジャヒディン(反政府勢力)の一員だった。ソ連軍の撤退後、テロリストに転じたのだ。
――アメリカがひそかに用意している中東和平案に、あなたが知恵を貸したといわれている。
アフガニスタンでテロ組織を攻撃するなら、同時に和平プロセスを進めてバランスを取ってほしい。そうすることで、アメリカは単にイスラム教徒を攻撃しているのではない、という世論の理解を得られる。
――アメリカの仲介でパレスチナとイスラエルの和平合意が実現していたとしても、ビンラディンは世界貿易センタービルを爆破したのではないか。
彼がパレスチナ問題に言及するようになったのは、爆破事件後だ。それまではパレスチナについて発言したことはない。
――パレスチナ自治政府のヤセル・アラファト議長に、これがラストチャンスだとアドバイスしているのか。
決断を促し続けている。
――アラファトには決断力がないようだが。
彼1人で決定を下すことはできない。そんなことをすれば、孤立してしまう。
――エジプトはイスラエルとの和平合意に達したが、「冷たい和平」といわれている。
エジプトは和平のために犠牲を払ってきた。サダト前大統領を失い、私自身もイスラエルと関係を維持していることで批判されてきた。
(イスラエルのアリエル・)シャロン首相は私に3つの約束をしたが、1つも実行していない。彼は首相に就任すると、在職中に和平を実現したいと伝えてきた。それから2週間以内に和平案を作成し、私と会談するはずだった。
そこへ、次の伝言が舞い込んできた。暴力行為が収まれば、交渉を再開する用意があるというのだ。しかし暴力行為が収まっても、何も始まらなかった。
――どうすればエジプトの若者の急進化を防げるのか。
現状では雇用創出に必要な投資を呼び込めない。イスラエルが和平交渉を進めれば、中東全体のためになる。
――エジプトのマスコミは自爆テロを容認してきた。
市民を巻き添えにすることには反対だ。自爆テロは(イスラエルによる)抑圧の結果だ。
――同時多発テロの「ご褒美」に、アラファトのパレスチナ国家樹立を認めるのか。
現実的に考えよう。アラファトなどどうでもいい。重要なのは安定だ。
和平プロセスが進展すれば、テロを撲滅することはできなくても、減らせるかもしれない。私が正しいことは、時間が証明してくれるだろう。
重要なのは安定だ
ムバラクは和平プロセスを進展させることこそ、テロ行為を減らす道だと訴える
ニューズウィーク日本版
2001年10月31日号 P.31より
このエジプト・ムバラク大統領の発言をどう思う?
是非、答えが聞きたいぞ。
エジプトのホスニ・ムバラク大統領は在職20年間にわたって、テロと対峙してきた。アンワル・サダト前大統領を暗殺したイスラム過激派に、命を狙われたこともある。
今回の対テロ戦争で、ムバラクはアメリカを公然と支持。舞台裏でも、情報提供はもちろん、米軍機の領空飛行を許可するなど、さまざまな形でアメリカに協力している。
だがその一方で、中東全体の安定を図るためには、和平プロセスの進展が不可欠だと主張している。
http://www.nwj.ne.jp/
――アメリカの対テロ戦争を今後も支持するのか。
アメリカを支持している。
――アメリカの対応は正しいと思うか。
正しいと思う。われわれもテロに苦しんだから、理解できる。
――アメリカ国内には、テロリストの潜伏を許しているイラクなどの国々も攻撃すべきだという声もある。
戦線を広げてはならない。そんなことをすれば、アラブ世界だけでなく、国際世論の反発を招くだろう。
――同時多発テロのような事態を予想していたか。
まさか。ショックだった。
――アメリカはウサマ・ビンラディンを捕獲できると思うか。
捕まえたら拍手を送ろう。
――アルカイダにはなぜ、(最高幹部の)アイマン・アル・ザワヒリをはじめ、エジプト人が多いのか。
ザワヒリはかつて、アフガニスタンでアメリカに雇われたムジャヒディン(反政府勢力)の一員だった。ソ連軍の撤退後、テロリストに転じたのだ。
――アメリカがひそかに用意している中東和平案に、あなたが知恵を貸したといわれている。
アフガニスタンでテロ組織を攻撃するなら、同時に和平プロセスを進めてバランスを取ってほしい。そうすることで、アメリカは単にイスラム教徒を攻撃しているのではない、という世論の理解を得られる。
――アメリカの仲介でパレスチナとイスラエルの和平合意が実現していたとしても、ビンラディンは世界貿易センタービルを爆破したのではないか。
彼がパレスチナ問題に言及するようになったのは、爆破事件後だ。それまではパレスチナについて発言したことはない。
――パレスチナ自治政府のヤセル・アラファト議長に、これがラストチャンスだとアドバイスしているのか。
決断を促し続けている。
――アラファトには決断力がないようだが。
彼1人で決定を下すことはできない。そんなことをすれば、孤立してしまう。
――エジプトはイスラエルとの和平合意に達したが、「冷たい和平」といわれている。
エジプトは和平のために犠牲を払ってきた。サダト前大統領を失い、私自身もイスラエルと関係を維持していることで批判されてきた。
(イスラエルのアリエル・)シャロン首相は私に3つの約束をしたが、1つも実行していない。彼は首相に就任すると、在職中に和平を実現したいと伝えてきた。それから2週間以内に和平案を作成し、私と会談するはずだった。
そこへ、次の伝言が舞い込んできた。暴力行為が収まれば、交渉を再開する用意があるというのだ。しかし暴力行為が収まっても、何も始まらなかった。
――どうすればエジプトの若者の急進化を防げるのか。
現状では雇用創出に必要な投資を呼び込めない。イスラエルが和平交渉を進めれば、中東全体のためになる。
――エジプトのマスコミは自爆テロを容認してきた。
市民を巻き添えにすることには反対だ。自爆テロは(イスラエルによる)抑圧の結果だ。
――同時多発テロの「ご褒美」に、アラファトのパレスチナ国家樹立を認めるのか。
現実的に考えよう。アラファトなどどうでもいい。重要なのは安定だ。
和平プロセスが進展すれば、テロを撲滅することはできなくても、減らせるかもしれない。私が正しいことは、時間が証明してくれるだろう。
重要なのは安定だ
ムバラクは和平プロセスを進展させることこそ、テロ行為を減らす道だと訴える
ニューズウィーク日本版
2001年10月31日号 P.31より
これは メッセージ 111285 (metalo さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bpjfa4lla5fa5m_1/111291.html