対米全面テロ

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

アフガニスタンにタリバンは必要?

投稿者: samsam3612 投稿日時: 2001/11/02 22:00 投稿番号: [110858 / 177456]
  このタリバンなのだが、かなり「変」である。まず彼らのイスラムはアフガニスタンにはそれまで存在していなかった。アフガニスタンには三つのイスラムがあった。一つ目はスンニ派ハナフィイ学派の伝統的イスラム。二つ目はその伝統的イスラムにスーフィズムが影響を与えたイスラム。そして三つ目は1960年代のイスラム急進派である。ラバニやヘクマティアル、マスードはこの急進派に分類される。しかしタリバンはこのどれにも属さない独自解釈のイスラムを信奉し、それ以外のイスラムは間違ったモノと決めつけている。彼らが独自解釈に至った原因は、パシュトゥン人だけの掟「パシュトゥーンワリ」が影響を与えていたことと、貧困による教育不足のために不十分なイスラム知識しか持ち合わせていなかったことがあげられる。その例を二つほど挙げる。

● 性犯罪者に対する処刑で彼らは前代未聞の処刑方法を行った。獣姦の罪で死刑を宣告された三人の男性は、土とレンガの巨大な壁の下に連れて行かれ、その壁を戦車が押し倒し、瓦礫の下敷きになって死んだ。タリバン曰く「シャリーア(イスラム法)に基づいた処刑」だそうだ。しかしこんな処刑は他のイスラム国では行われていないし、シャリーアには「壁を崩し、その下敷きにさせて処刑せよ」ということは書いていない。

●タリバンの指導者、ムラー・ムハンマド・オマルは1996年4月4日、あるビルの屋上に預言者ムハンマドの外套を着て現れた。この外套は60年間、聖地から持ち出されたことのないものだった。ムラー・オマルがこの外套を着て屋上に立ち、風に翻させたりすると、下の広場に集まっていたムラー(イスラム指導者)たちは大声で叫んだ「アミール・ウル・モミンイーン!」。この「アミール・ウル・モミンイーン」とは「全世界のムスリムたちの指導者」という意味である。しかしこの行為はアフガニスタン国内のムスリムだけでなく、世界中のムスリムに対する侮辱でもあった。学識もなく、部族的権威もなく、預言者の血筋とも関係のない貧しい村のムラーが、これほど重要な称号を勝手に名乗ったからだ。これは彼らのイスラム知識の無さを大いに示している良い例であろう。

  また女性の存在も否定している。女性は教育を受けてはならず、働いてはならず、町によっては外出すらしてはならない。なぜなら女性は「誘惑により、アラーへの信仰を妨げるもの」だからだ。女性の国連職員ですら活動を禁止され、鞭を打たれた職員もいた。餓えで苦しんでいる人々への食料援助要員ですら、女性という名目で活動を禁止された。アフガニスタンでは内戦・干ばつ・地震により、十分な作物が収穫できず、餓死者が50〜100万人と言われているのに。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)