軍隊も外交のカードの一枚
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2001/10/27 00:58 投稿番号: [106506 / 177456]
>だから、軍はいらないんですよ。他国に守ってもらう事も有り得ないんですよ。
日本が非武装国家であり、さらに国内に外国軍が駐留していなかったら…という仮定の話ですよね。
実際にそれでどこかが侵略してくるという可能性は確かにそれほどないと思います。
ですが、私は自衛隊の意義は必ずしもそれだけではないと考えています。
例えば、望ましい姿として日本の外交が対米追従から離れ、独自の路線を歩むことが出来るようになったとします。
その時に、例えばどこかの国を怒らせるような外交をせざるを得ないこともあるでしょう。
例えば北朝鮮に行方不明邦人の安否の確認・返還を求め、激しく拒絶されたら?
例えば台湾海峡を挟む軍事的な緊張が高まり、日本のシーレーンにとって重大な問題となったら?
日本近海でロシアの原潜が第3国の民間船を衝突・沈没させてしまったら?
などなど。(以上、全て例です)
その時に非武装国家である日本が毅然とした態度を貫けるでしょうか?
よしんば貫けたとして、他国が日本の外交を真摯に受け止めるでしょうか?
平時であれば問題はないのですが、有事には首脳会談だけでことが収まるとは限りません。
場合によっては日本の軍事的プレゼンスが問題を良い方向に持っていくことも考えられます。
逆に軍事的プレゼンスが事態を悪くすることもあるでしょうが、自衛隊を外交のカードだと思えば、
使う・使わないの選択肢が広がる分、自衛隊が存在した方が幅広い解決策を模索できます。
要はカードの使い方次第というわけです。
今の日本は「自衛隊」カードの意味や使い方を知らない政治家ばかりという気がしますし、
外交自体が「対米追従型」ですから軍事的プレゼンスは米軍が果たしてくれています。
ですが日本が独自外交を進めるような、それだけの指導力を持った政権が誕生すれば、
自衛隊カードにきっと意味が生まれてくると思うのです。
これは メッセージ 106481 (misoichibann さん)への返信です.
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