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オマル、ラディン死亡報道解説記事(全訳1)

投稿者: etranger3_01 投稿日時: 2001/10/26 14:49 投稿番号: [106117 / 177456]
http://www.nationalreview.com/interrogatory/interrogatory102501b.shtml
National Review Online (NRO)より
「ビンラディンは死んでいる?」中国側からのレポート(前編)

著者:Kathryn Jean Lopez、NRO編集局長
2001年10月25日、12:10PM

James S. Robbins氏は、米国防大学国防学部[NDU]教授であり、NRO寄稿家です。この記事に示された意見は著者個人のものであり、NDU、米国防総省、あるいは合衆国政府の見解を示すものではないことを、あらかじめご了承ください。

Kathryn Jean Lopez:   インターネットや日本の新聞でムラー・ムハンマド・オマル氏とオサマ・ビンラディン氏が死亡したと伝えられましたが、この情報の出所はどこなんでしょうか。そして、私たちがこれを、たとえばタリバン側の主張に対して信じるべき理由とは?

James S. Robbins:   10月24日、中国のインターネット・ニュースサイトである「Zhongxin Wang」が、10月16日に、カンダハル付近の地下基地内で、随行員によりオサマ・ビンラディン氏とタリバン指導者のムラー・ムハンマド・オマル氏が暗殺されたという内容の詳細な記事を掲載しました。2人とも、背後から2発ずつ撃ち込まれ、ビンラディン氏の息子1人と、オマル氏の息子2人も殺されたと書かれています。この話は今日、日本最大の日刊紙である東京の読売新聞によって取り上げられました。戦争には噂はつきものですが、証拠がないだけに一体どうとればよいのでしょうね。

Lopez:   先週、アフガニスタンではタリバン首脳陣による会議が開かれました。会議終了後、彼らはムラー・オマルが死んでも他のリーダーのもとで戦いつづけると宣言しました。この会議は16日に始まりました。これは、中国系サイトが伝えたオマル氏の暗殺日と同じです。これは偶然?

Robbins: そうですね。実際、先週のアフガンでは奇妙なことばかり起きていました。パキスタン系のメディアは、16日にオマル氏がシュラ(議会)を召集し、100人以上のタリバン司令官が集まったと伝えています。これだけでも妙な話です。一体どうやってカンダハルに無事辿り着けたのでしょうか。仮に無事に辿り着けたとしても、米英軍の格好の標的になりませんか?実際、そうだったのかもしれません。会議は19日まで続けられたということですし、その日には米レンジャー部隊がカンダハルを急襲していますからね。そしてシュラが終わったと思ったら、タリバンはまた奇妙な声明を発表しはじめました。たとえば、オマル氏に対してタリバン軍を地下から指揮するよう”進言”したとか、”オサマ・ビンラディン氏とその側近に対しても地下に待機するよう指示した”などです。さらに、オマル氏が”殉教した”場合に備えての継承者の選定を行ったり、”指導者が殉教した後でも最後まで一致団結することの意思を表明する”など、まるで賢明にも継承体制確立のための策を模索しているようだった。合衆国がこれを行うのはわかるが、権威主義政権でこれが行われるのは珍しいことです。次期継承者とされている者は、死刑を宣告されたも同然なのですからね。今回は、4人のタリバン司令官が継承者候補として選ばれたとか?つまり、シュラは1人の継承者に絞り込むことができなかったということかもしれない。ということは、権力争いが起きようとしている可能性もあるわけです。AP通信の報告にあった、カンダハルにおける100名の逮捕者の話も、これで合点がいきます。
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