私見としてのイスラム
投稿者: lucifer_de_crepuscule 投稿日時: 2001/10/21 14:20 投稿番号: [102325 / 177456]
ムスリムの方、ごめんなさい。
イスラムは、すぐれた宗教ではあると思います。ただ、私見では、根本的なシステムの中で、
後々大きな禍根を残したものがあると思います。それがイスラム法です。
前回書いたように、確かにイスラムは時代とともに変化しているし、そのシステムも存在する。
ただ、前提として「法は神のもの」という概念があるから、ユダヤ教はともかくキリスト教と比べれば
柔軟性を欠くのも事実です。これは、中期的に見れば宗教の堕落を防いだわけですが、さすがに
千年を越えると、時代の変化に追いつけなくなって、マイナスの側面が多くなっていると
思うのです。
(客人を大事にするイスラムの戒律のために、宮廷の客人であるヨーロッパ人をスパイと知りながら
厚遇したために、内部から壊されたオスマントルコがいい例です)
あと、これは功罪相半ばするわけですが、イスラムはひとつのヒエラルキーではありませんよね。
「宗教的指導者」という存在はあっても、カトリックにおける法王庁などと違って、神の前の
平等が優先されるから、絶対的な存在ではない。
結果として、急進的な異端に対しては排除する安全弁があっても、原理主義者のような超保守勢力は
しばしば台頭して、イスラムの存在自体を脅かしてきたわけです。
そう考えると、ムスリム社会全体の中で、原理主義を異端と考える思潮をいかに形成して行くかが
重要だと思うのです。
言うまでもなく、歴史上ほとんどの原理主義の台頭は、外圧に対する反発です。
だから俺は、アメリカの外交・軍事政策に反対なのです。
これは メッセージ 102288 (nioka198 さん)への返信です.
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