Re: 日本を
投稿者: nuketusetus 投稿日時: 2001/10/21 11:21 投稿番号: [102206 / 177456]
>アメリカの防波堤だったと思い込むことは、あかん!
残念ながら、私も「アメリカは日本を反共の防波堤にするつもりだった」に賛成です。
ただ、1940年代後半については、この見方はそれ程強いものではなかったかと思います。
日本を非武装化することをGHQが考えていたとき、「非武装・経済大国」のビジョンは確かにあったでしょう。
日本は、戦略爆撃で疲弊していたとはいえアジア最大の工業国家でした。
マッカーサーがこの国に望んだのは、アメリカとアメリカの望む東アジアの安定に二度と牙を剥くことのない
工業・経済大国日本だったと思います。
マッカーサーはチョコレートを子供に配るアメリカ兵の親分らしく「親切心から」日本復興プランを遂行する
決意だったでしょう。
この時点で反共の防波堤とする意志が強かったなら、憲法第9条を中心とする非武装政策と矛盾します。
戦争屋マッカーサーの頭の中には、遅かれ早かれソ連との三次大戦があり、日本の占領を解除する頃には
ロシアを自由主義化できるものと信じていたかもしれません。
その後、ソ連の核武装が明らかとなり三次大戦はアメリカの望むところではなくなりました。
また、朝鮮半島でソ連の拡大政策が明らかになり、中国も共産化していきます。
あなたがアメリカ大統領だとして、この状況で日本に親切心だけから援助する気になりますか?
私がアメリカ大統領なら、日本を再軍備し、太平洋戦争でアメリカを相手に4年間戦った日本軍を
今度はアメリカの尖兵にしたいと思うでしょう。
その後、朝鮮戦争の勃発により日本は軍事基地として極めて有用であることが確認されました。
と同時に、日本の急速な復興により「日本はアジアの自由主義陣営の砦」との認識が高まったであろうことは
想像に難くありません。つまり「日本反共防波堤」論です。
アメリカは創設されたばかりの警察予備隊→保安隊→自衛隊に教官と武器を支援します。
ここまで来ると親切心よりアメリカの国益の方が幅を利かせていたでしょう。
日本のアメリカ監督下での再軍備がアジアの安定に役立つと考えたわけですから。
というのが私の考えです。
いかがでしょう?
これは メッセージ 102192 (RWO56183 さん)への返信です.
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