新しい掟
投稿者: morikawahirosi23825 投稿日時: 2001/10/19 07:05 投稿番号: [100530 / 177456]
政治が目先の利益に対処することが多くなり、理想があまり語られなくなっています。持て余すほどの大きな力を手にした人類は、存亡の危機にあるというのに、力を破壊に使っています。
ある日本の山村の話しです。ここでは集落のことを島と呼んでいたそうです。峠から見る集落は、はるか眼下の細い川筋にぽつんぽつんと点在し、島という言い方が理解できるような風景です。村びとは、村の水と田畑の面積が何人の村人を養えるかを経験的に知っていたといいます。そこで子供の数を制限するために『神送り』と称し(生まれた子供を神様に送り返す)ことをしていたそうです。いわゆる間引きです。村の環境に対して欲望を制限する掟のようなものだったらしいのですが、この話を聞いたときには驚きました。そんなに昔の話ではないからです。なんという環境に対する自制でしょう。交通もなく収入もない時代には、水や畑が命そのものだったということです。とても考えさせられました。環境に依存し、欲望の閉じられた社会は、それを解放した競争原理社会に飲み込まれてしまう運命のようです。みんなで限られた恵みを分け合う掟は敗北したのです。そして地球はすでに飢えています。今、新しい掟が求められています。
複雑になりすぎた社会。すでに自らの能力の限界を感じている人間です。自然の掟に帰るべきだと気づいていると思うのですが。争っている場合ではないハズなのです。
これは メッセージ 1 (messages_admin さん)への返信です.
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