耐性獲得(あ〜トピズレだあ)
投稿者: chao_zoo 投稿日時: 2001/10/19 00:17 投稿番号: [100322 / 177456]
耐性獲得のメカニズムはダーウィン進化論を地で行く話です。
例えば「タマ菌」というバイキン君がいるとしましょう。こいつに感染した患者に「タマ菌殺しA」という抗生物質を投与します。すると、99.9%のタマ菌は死滅します。が、「たまたまタマ菌殺しAへの耐性を持ったタマ菌の個体」が0.1%生き残ったりします。で、これが増殖しますと、「タマ菌殺しAなんて効かんもんねタマ菌」が確立されることになります。
それで人間側としてはムキになりまして、「タマ菌殺しB」を開発するわけです。これを投与。するとタマ菌の99.9%は死滅しますが…と、この繰り返しです。タマ菌殺しAにもタマ菌殺しBにも、さらにはCにもDにも耐性を持つタマ菌が生まれたりします。「多剤耐性菌」です。
院内感染でよく話題に上る「MRSA」なんかはこれにあたります。
「その0.1%はどこから生まれるのか」という疑問があるかもしれません。
手っ取り早く言うと、突然変異です。
多細胞生物の遺伝子変化は極めて速度が遅く、目に見える形態上の変化となるとさらに遅くなって100万年単位で計れるくらいですが、単細胞の微生物やウィルスになるとその数百万倍の速度で進化します。「年」単位、「日」単位です。インフルエンザ・ウィルスなんか毎年進化してます。人体に免疫系が備わっているにも関わらず(つまり一度感染したウィルスは身体が覚えているはずなのに)、何度もインフルエンザにかかってしまうのはそのためです。
これは メッセージ 100310 (iu_iu_iu_iu さん)への返信です.
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