その辺の経緯
投稿者: chao_zoo 投稿日時: 2001/10/18 23:53 投稿番号: [100314 / 177456]
ちろっとかじっといてくださいよぉ。日本人なら、ある程度知ってないといかんですよぉ。
WW2のとき、アメリカとソ連の間には「同盟関係」はありませんでした。だいたいアメリカが参戦するのは真珠湾攻撃以降(1941)。WW2そのものは1939年のドイツによるポーランド侵攻ですでに始まってます。
ソ連が連合国に接近し始めるのは41年の独ソ戦開始以降。それでも、ソ連と連合国のつながりは「ドイツを共通の敵とする」程度でした。ドイツ降伏直前のヤルタ会議で、スターリン、チャーチル、ルーズベルトが会談し、このあたりでようやく互いに協調しようということになりました。
でもって、ソ連は日本に「手を出して」ます。思いっきり。
日本との間には「日ソ中立条約」が結ばれていたのですが、45年の8月、ソ連はこれを一方的に破棄して満州地域に侵攻します。関東軍(旧日本軍)は民間人を見捨ててさっさと逃走。多くの日本の民間人がソ連軍に虐殺され、強姦されました。生き残った人たちもつかまって、ながきにわたる「シベリア抑留」の地獄を味わうことになります。「北方領土」問題が未だ未解決なのもご承知のとおり。
また、アメリカが日本を「反共の防波堤」と考えていたことも事実です。北方領土の帰属問題をわざと曖昧にして、日本のソ連に対する敵愾心を煽ったという説もあります。
アメリカが日本をアシストしてくれたのは、「貧乏だと社会主義がはびこるから」です。ですから、特に1950年の朝鮮戦争のときなど、軍需・民生物資を日本で買い付ける方針をとり、結果日本は「特需景気」に湧いたのでした。
基本的に、国家の論理に「親切心」はありません。結果的にそう見える場合であれ、必ず「自国の国益」の論理があります。
なお…わかっていただきたいのですが、僕はあなたの書き込みけっこう好きだからこそ、アドバイスしているのです。
これは メッセージ 100298 (RWO56183 さん)への返信です.
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