特攻隊に関して
投稿者: p36982147 投稿日時: 2008/04/12 02:20 投稿番号: [553 / 1528]
投稿者:かっ***さん
特攻隊に関しての「無駄死に」という言い方は、もともと戦果が挙げられなかったという意味で使われていることが多いようです。これは、どちらかと言えば紙と鉛筆で戦争していた軍上層部の立場からお考えになっていただければご理解いただけるかと思います。つまり、撃墜されれば相手側の戦力を減らすことなく、こちら側の戦力が失われる訳ですから、机上ではマイナスのみとなります。そして、全体では10〜20%ぐらいの機しか当初の任務を遂行できなかったわけですから、「特攻隊員たちは無駄死にだった」と言われたわけです。
しかしながら、やがてその後「特攻隊の編成がなされたフィリピン戦以降はもう日本に勝ち目はなかった」という考えから、「さっさと降伏してしまえば彼らは死なずにすんだ」となり、任務を遂行して亡くなった特攻隊員も含め、「死んだものは皆無駄死にだった」となったのです。
さらに付記しますと、元特攻隊員の方でもかつての仲間たちの死を無駄死にという言い方をされる方もいらっしゃいます。これは、どちらかといえば後者の方の感覚からのものであり、特攻隊員たちを送り出した側の人間が戦後のうのうと生き残ってきたことに対する憤りからくるものが多いようです。
なお、私の個人的意見といたしましては、無駄死にと判断されるのはある意味個人の自由だと思います。ただ、当時の状況や亡くなった方々の立場を考えず、現在の視点から無駄死だと判断するのであれば、話は違います。そして、そういった方々が多いように感じるところに現代人のおごりがあるのではないでしょうか。
これは メッセージ 552 (p36982147 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/bfc0iwfc96bb_1/553.html