読売新聞渡邉主筆の発言
投稿者: fukagawatohei 投稿日時: 2008/04/10 15:01 投稿番号: [463 / 1528]
「◆ 『玉砕』の非人間性
特攻とともに、東条が陸軍大臣時代に作った『戦陣訓』の『生きて虜囚の辱しめを受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ』という思想から生じた『玉砕』作戦も、あまりにも非人間的かつ非科学的であった。
軍事作戦上、勝ち目がゼロな戦争で玉砕するよりは、捕虜になったほうが、米軍に与える損失は大きかったろうに。米軍は、原則としては捕虜をまず殺すことはないから、食料を与えるだろう。そのための糧秣輸送には経費がかかるし、人手もいる。むしろ米軍にとって負担増となったであろう。
にもかかわらず、大本営は、アッツ島で全員自決せよとの命令を出し、最初の大量玉砕を強いて、これを美談とした。当時、政府もマスコミも『鬼畜米英』と言っていたが、玉砕、特攻こそ、陸海軍最高首脳と幕僚たちの、前線の将兵に対する鬼畜の行為であった。日本の政府、軍首脳および幕僚たちは、無謀な昭和戦争で、軍人、民間人を含めると300万人余りの日本国民を死に至らしめた。
特攻、玉砕による死者はその5パーセント前後に過ぎないかもしれない。しかし、特攻、玉砕を強いた陸海軍の野蛮性を実証する重要な事実であると確信する。この非人間的野蛮な作戦は、沖縄、インパールを含めたアジア・太平洋各地で形を変えて実行されていたのである。
若い将兵たちは『被害者』であって、彼らを死地に追いやる作戦を立案し、実行した軍首脳と幕僚たちは『加害者』である。その差は峻別しなければならない。
加害者と被害者を同じ場所に祀って、同様に追悼、顕彰することは不条理ではないか。」
(一番、悪い奴はバカ天なんだけどね。)
これは メッセージ 1 (thirteen_satan さん)への返信です.
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