イスラエル/パレスチナ和平

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「コメディ・パレスチナ」地球街角アングル

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/02/21 03:35 投稿番号: [8965 / 20008]
  「コメディ・パレスチナ」地球街角アングル
  NHKBS(2005.2.20(日)放映)

  ディーン・オビダラ:パレスチナ系アメリカ人

ニューヨークには、コメディアンがステージに立つ専門のクラブが十軒以上
あります。
  アメリカのコメディの主流は、スタンドアップ・コメディという、言わば一人
漫才。
  政治や社会問題をネタにしたブラック・ユーモアなど、テレビでは放送され
ないような過激なジョークが売り物です。

  ディーンの十八番はアラブ・ネタ。

  観客の反応は、
「それほど差別があるかしら。少し大げさに聞こえたわ。
  私がアラブ人じゃないから分からないのかもしれないけど」
「彼の言うような偏見は実際にあると思う。それを上手に笑いに変えていた」

<何を伝えたいのですか?>
「アラブ人についてもっと知ってもらいたい」
「僕たちも他の移民と同様に成功を夢見てがんばっている」
「テロリストはアラブ人の代表じゃない」
「もっとよい例を見てほしい」

  9・11以降、初めてアラブ系という自らのルーツに気付かされたのです。
「テロリストと同じアラブ系であることに一時は罪悪感さえ覚えたよ」
「だから姓を隠して舞台に立ったんだ」
「でもこのままではいけないと思い始めた」

  アラブ系を一堂に集めたスタンドアップ・コメディの会を開くようになりまし
た。
  テロ事件後の厳しい境遇を笑い合い、お互いを励まし合います。
  笑いを通じてアラブ系市民の連帯を強め、辛い境遇を跳ね返したい。
「新しい世代を代表する声だ。メスメディアでは絶対聞けないね」
「アラブ系がこのような表現の場を持つのは大切だ」

  ディーンは去年初めて、父の故郷パレスチナを訪れました。
  自らのルーツを再確立する為でした。
「そこは人種差別の世界だった。空港ではアラブ人の列に並び、
  ズボンを脱がされ徹底的に検査された。でも怒りを抑えて冷静に考えた。
  力では何も解決できない。平和のためには話し合いが必要なんだ」

  ユダヤ人のコメディアン、スコット氏と二人でコメディをする企画を思い付い
た。
  二人は、この活動を平和の為の漫才と名付け、教会や学校など様々な場所で
ステージを行っています。
「僕達二人が一つの舞台に立つことは中東和平の実現への第一歩だと思う」
「僕はテロ反対だし、スコットは占領反対だ」
「僕だけで和平を訴えても説得力に欠ける。でもユダヤ人と一緒に声を上げれば
  多くの人が納得して聞いてくれると思う」

  ニューヨーク郊外のユダヤ人の高校でのステージ
最後は会場での質疑応答です。
「話し合いで解決できると信じることが大切だ。そんなの無理だって
  あきらめたら負けだ」
<パレスチナ人の間にテロに対する不満はありますか?>
「僕の叔父はこう言った。『天気と同じで誰にもコントロールできない』
  叔父たちのような一般市民はテロリストとは全く違う。
  テロリストが自爆テロで生命を無駄にすることに同情はしつつも、苛立ちを
  感じている。テロに協力しようなんて市民達は考えていない。
  イスラエルとパレスチナ双方の政治が悪いと思っている」

  ユダヤ人の高校生は、
「アラブ人の視点から話を聞くのは初めて。
  テロ事件後の変化とか興味深い話だった」
「嫌な体験が恨み事でなく面白おかしく語られていた。自分がなぜ笑ったのか
  その背景を考えようと思った」

「笑いだけで人の考えが変わるとは思わない。
  でも考えるきっかけにはなるかもしれない。
  アラブ人にも愉快なヤツがいる。そうわかってもらうのが第一歩さ」
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