イスラエル/パレスチナ和平

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>本気

投稿者: adventureoftheultraworld 投稿日時: 2005/02/08 12:19 投稿番号: [8886 / 20008]
>治安調整官の役割がはっきりしませんが、軍人が任命されることから、パレスチナ自治政府の治安組織の整理統合に関与するのかもしれません。

治安組織の統合の他に、イスラエルとパレスチナの治安機関同士の連携なども受け持つようです。
任命されたウォード氏は生粋の軍人で、さほど中東での勤務経験はないようです。そんな人を任命したのは「治安問題こそが鍵」とブッシュ政権が見ているからだそうです。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/4244147.stm

>また、パレスチナ政府に40億円程度の緊急援助を行うようですね。どうもパレスチナ経済を立て直して、ハマスの影響力を低下させることを狙っているようです。

この資金も経済ではなく治安機関の再編成に当てられるとのこと。

>ちょっと気になるのは、ライス国務長官はイスラエル側に具体的な譲歩を迫っていない点です。「痛みを伴なう決断」を要求した、というような報道は見られますが、入植地問題やエルサレムの分割については、まったく言及された様子がありません。
>まだ“デリケートな問題”にふれるには早すぎるという判断なんでしょうが、ブッシュ政権そのものに、イスラエルに譲歩を迫る決意があるのか、ちょっと微妙な感じがします。

クリントン政権時の反省からかブッシュ政権は「(会談や和平の)アシストはするが牽引車にはならない」と一貫しています。当事者同士に任せて、上手く行き出したところで介入する、という具合で、これだと会談が決裂しても責任を取らなくてすむという計算があります。
たとえば今回のサミットでもアメリカは出席せず、仲介役はエジプトとヨルダンに任せていますが、直前にライスを送ったり治安特使を任命したりとサポートしています。
ただ2期目に入ったところでブッシュ政権内には「悪化したアラブの対米感情を和らげるためにもイスラエルとの距離を置く」という傾向もあるそうですし、アラファトの死によってワシントン内の「パレスチナ・アレルギー」は大分減っているはずなので、スタンスは変わるでしょうね。

あと、「具体的な譲歩を迫っていない」という点ですが今はまだロードマップの第1段階にようやく差し掛かろうとしているところであって(第1段階の「テロ組織の解体」「違法入植地の撤廃」まではまだまだ遠い)、時期尚早でしょう。
ライスは「アッバスに無茶な要求をするな」という程度の釘をさしに来たのでは?
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