イスラエル/パレスチナ和平

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ハタミさん

投稿者: kijiru 投稿日時: 2000/11/02 04:46 投稿番号: [826 / 20008]
97年にイランを旅したときは、ハタミ大統領が誕生したばかりで、訪ねた警察署でハタミさんのポスターをもらいました。かっこいいなー。
ハタミさんは典型的なイラン人の顔ですよ。イラン人はあえていうなら瞳に特徴があります(ややスラブぽい)が、基本的にはトルコからアフガンにかけて人種が連続しているので、区別はむずかしいです。彼の顔は性格がでている顔ですよね。穏やか。昔イスファハンで世話になったアハマドさんはリチャード・ギアにそっくりだったし。
  イラン人もいろいろな顔がいます。日本人そっくりな人から浅黒い顔まで。北部には日本そっくりな水田地帯がひろがっていますが、知ってました?
  hageさんの近所のイラン人がどんな顔か知りませんが、特に南部のペルシャ湾沿いの人たちはアラブ人の顔と連続していますし、パキスタン近くもインド風の顔をしています。彼らも間違いなくイラン人ですが、人種でイラン人がいるわけではありません。
  僕の友人でルスタンというタジク人がいましたが、彼の言語はペルシャ語だし、顔つきからいってもイラン人ともいえますが、彼にとってはタジク人です。人種なんてそれだけ。


アラブの王室で言えば、次のクウェート国王になることが決まっているサアド皇太子は黒人の顔をしています。王室の中にも長い文化交流でさまざまな人種の血が入っているのですが、だからといって継承権が差別されるわけではありません。

  私がうけた印象では、アラブ人同士の顔の違いは日本人同士の人種の違い(弥生系・縄文系・ばた臭い)程度の認識しかないようです。「お前ちょっと顔が黒いが、スーダン系なの?」「さあ、よくしらない」といった具合で、肌が白いからといって優遇されるわけでもないのです。
  日本だって色黒の人のルーツはどこかにあるわけでしょうが、別に日本人として問題あるわけではないでしょう。
  そもそも人類学自体が欧米の植民地主義のなかから生まれたもので、欧米人が持っていた単純な人種観ではかれるものではないのです。

  この場で議論されているような、人種・民族の話題は日本語の世界で成立しています。しかし英語でraceといえば、それは人種の意味もあり、民族の意味もあります。人種差別は民族差別であり、民族差別は人種差別なのです。
 

試しにアラビア語辞典でraceを引いてみましょう。よいしょと・・・
(10分後)
  イルク(血、血統)ウンスル(人種差別的な、英語のレース)ジンス(人、性、種)
  と人種・民族を表す言葉が三種類あり
ました。しかし英語アラビア語辞典だと民族・人種を区別するのは不可能でした。あたりまえか・・・なにやってんだろオレ。まあエスニックを表すアラビア語というのは学術用語しかなかったので、アラブには文化によってつくられる「民族」という概念は一般的ではないんでしょうね。

ついでにヘブライ語も調べてみます。
よいしょっと・・(5分後)

  メイロツ(英語のレース)、ゲゼア(分類上の属、英語のレース)

  なんじゃあ、これは。手を抜かずにきちんと辞書を作れ!!。英語ヘブライ語辞典ではやはり限界があるようです。

  眠い目をこすってまでアホな事をして恥をさらしてしまいました。文句は辞典を作った奴にいってください。
これでいくとヘブライ語での人種・民族の概念は英語と同じで、アラブには民族を表す言葉が無いことになってしまいました。
  しかしこの翻訳には問題も。ここでつかったアラビア語は本格的な古典アラビア語ですし、ヘブライ語はかなりいいかげんな現代ヘブライ語でした。

  これの解説はまた明日にでも・・・笑ってやってください。
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