イスラエル/パレスチナ和平

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

アラファト容態続報

投稿者: abutouma 投稿日時: 2004/10/29 00:25 投稿番号: [8256 / 20008]
tmiya1960さん、こちら時間で昨夜送信しましたよ。ご確認下さい。


アラファト議長、意識を回復!?(10月28日)

  現地時間で28日午後5時20分、アラビーヤ・テレビはテロップで
「アラファト議長、意識を回復して日没時の礼拝を行った(!?)」
と速報した。その約半時間後には
「エジプト医師団が議長府に到着」
「アラファト夫人、ヨルダン経由でラーマッラーに到着」
「パレスチナ高官によれば、今夜議長がヨルダンに移送される可能性もある」
「パリに移送されるかも」
などと、分刻みで速報テロップを流している。

  昨夜の容態急変以来、アラビア語メディアはいずれもこの調子で、アラファトの容態をトップニュースで大きく伝えている。洩れて来る情報が少ないため、憶測が憶測を呼ぶ状態で、様々な噂が飛び交っている。イスラエルのメディアはアラファトが意識不明に陥った、重態であると報じ、アラビア語メディアもそれに引きずられている。
  飛び交っている噂の中には、
「アラファトはアブ・マーゼン、アブ・アラー、サリーム・ザアヌーン(パレスチナ民族評議会PNC=PLOの立法議決機関だが、オスロ合意とパレスチナ立法評議会PNC設立後、ほとんど機能していない)の3人を暫定指導部の組織を託した」
「アラファトは意識不明の状態である」
「アラファトは昨夜来、幾度か意識不明に陥った」
等等。
  一方、PA関係者は、一様にアラファト議長の体調が思わしくないこと、休養が必要なことは認めつつも、議長の意識不明や暫定指導部設立と言った情報を躍起になって否定している。クレア首相(アブ・アラー)は28日に報道陣に向かい、
「メディア関係者に求める。議長の容態を把握しているのは第一に医師団であり、次いで議長府である。いい加減な憶測ではなく、議長府の発表に沿って報道してもらいたい」
と述べている。
  またムニーブ・マスリは
「今朝議長と朝食をとった。議長は自分の体調は大丈夫だ、不要に心配しないで欲しいと語っていた」
と述べるなど、重態・危篤説を全面的に否定している。

  アラファトの体調不良は一週間以上前から伝えられていた。また昨夜、議長府にPA首脳が参集したこと、さらに2000年9月のインティファーダ勃発以来、一度も夫のもとを訪れていなかったソハ夫人が、一粒種の娘を連れてラーマッラーに来たのも事実である。だからアラファトの容態がかなり深刻なのは間違いないだろうが、どの程度深刻なのか。相も変わらずこの人物の動向は闇に包まれ、周囲を、さらに全世界をやきもきさせている。

  それにしても傑作なのはイスラエルの対応だ。つい先日まではアラファト自身も暗殺の対象だと公言していたシャロン首相が、今日になって
「イスラエルは人道的な立場から、議長の健康回復に必要なあらゆる支援を提供する用意がある(ギッシン報道官が首相を引用して発言)」
と言い出した。実際に、アラブ諸国の医師団やアラファト夫人の入国をすんなり認めるなど、あらゆる便宜を図っている。
「アラファトはイスラエルによって殺されたも同然だ」
というパレスチナ人と、アラブ世界の非難を避けるのに精一杯の印象だ。
  もっとも、アラファトとその周辺は、治療のためにアラファトが自治区を離れたが最後、イスラエルは二度と帰国を認めず、再度亡命を強いられるのではとの疑念を強く抱いている。

  午後6時のアラビーヤ・テレビは
「議長の容態は回復、議長は午後と日没の礼拝を済ませた他、病床から起き上がってテレビを見たり側近と談笑している」
と報じている。
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)